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リーダーになる:読書ログ

こんにちは、原田です。

今回は、授業の中で同期と担当した書籍を共有します。一言でいうと、組織を変革した優れたリーダーはこんな特徴があったよ!をまとめた本です。

レーガン、カーターなど四人の大統領顧問、 国際的大企業や各国政府のアドバイザー、 ハーバード大学ケネディ校公共リーダーシップセンターの諮問委員会委員長など、 多彩な活躍で世界中から尊敬を集めるリーダーシップ研究の第一人者であるウォレン・ベニス氏の書籍です。

読んだ本:

サマリ:

「生まれながらの」リーダーなどいない。人は、リーダーに「なる」のだ。
しかし、それは学校で教わるようなものではない。では、どうやって?
それを解き明かしたのが本書である。

各界で活躍する数多くのリーダーたちへのインタビューをベースに、
長年の研究でつかんだ「本物のリーダーになるための道のり」を
具体的に解き明かす感動の1冊。

amazon商品紹介ページより

学び①:優れたリーダーは共感能力を持っている

リーダーは生まれたままのタイプと生まれ直すタイプがいる、というのがベニス氏の主張です。そのリーダーたる要素は、先天的に備わっているものもあれば、後天的に経験から学ぶリーダーもいると言われていました。
その優れたリーダーの要素のひとつとして、人を味方につけ、組織の文化を変革し、ビジョンを実現するリーダーを取り上げられています。その特徴か下記の通りです!

第8章を元に筆者作成

学び②:リーダーを助ける組織、くじく組織

企業が環境変化に対応するためにリーダーが必要であり、そうしたリーダーを育てるのが組織の責務であると主張されています。企業の重役から若手幹部へのアドバイス、
・どんな機会も活かすこと
・積極的に意味を探し求めること
・自分自身をしること
を元に、リーダーを助けるために組織ができることをまとめたのが以下の図です。

第9章を参考に筆者作成

学び③:未来をつくる10の要因

「リーダーは自分自身を表現せよ!」は書籍の中で繰り返し言われていたセリフです。困難に屈しないリーダーになるためにには、本当の自分を見つけ育てる必要があると主張されていました。
そのリーダーたちの成功要因として画像のような10の要素を挙げられていました。

第10章を元に筆者作成

感想:

学術書ではありませんが、変革型リーダーシップの背景となる考え方としてとても勉強になりました。この本は、優秀な方へのインタビューを通じた共通項のため、どんな人にもどんな状況にも当てはまるというものではありません。しかし、荒波を乗り越え世界を動かしてきた方たちの視界を覗けたような気分になるおもしろさがありました。
とてもサクサク読める本なので、気になった方はぜひ!

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