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レノファ山口FCを全力応援

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#レノファ観戦記

ここから、流れを変える。天皇杯レノファ観戦記

試合に負けたときに、どのように振舞うかでサポーターとしての本質が現れるのではないかと、個人的に思っている。 試合に勝ったときに喜ぶのは簡単。誰だってできる。 けれど、負けたときに、あなたならどうしますか? 悲しむ、黙る、怒る、愚痴る、お酒を飲んで忘れる、いろいろあると思う。審判や敵味方を問わず選手を攻撃することだけはしてほしくないけれど、そういう方も多く見かける。 レノファ山口FCは、ここ数年、ずっとギリギリのところでJ2残留を果たしてきた。それを見届けてきたからこそ分か

諫早をきっかけに覚醒するのは誰か #レノファ観戦記

ゴラッソそれは、スペイン語で「素晴らしいゴール」を意味するサッカー用語。 それは、一流選手のみが決めることができるスーパーゴール。 それは、滅多に目の当たりにはできない劇的なショー。 2024年8月24日、私はゴール裏でこの場面に立ち会うことができた。 観たこともないようなシュート弾道が自分たちの方に向かってくる。 この直前、河野選手がボールを受けたときに目の前に大きなスペースがあった。 思わずスタンドから「打てー」と叫んだ。 勿論、その声が聞こえたからではない。 ボール

光の指す方へ、歩みを止めず。

7月、父が亡くなった。 夜、倒れたという連絡があって、次の日の明け方だった。あっという間だった。 その途端、運転免許を持たない母は「買い物難民」になった。父がいなければ(というか、車がなければ)、食料品を買いに行くこともできないし、近くの公共交通機関(バス・鉄道)まで出ることもできない。 父の収入もなくなるし、これからどうやって生活していこうか?深刻な問題が持ち上がった。 葬儀、墓の問題、母の生活など。考えないといけないことが多く、プライベートな時間はそちら優先になるが、容

「#勝手に1万人プロジェクト」の過去、現在、そして未来 #レノファ観戦記

7,269人。 その発表があったとき、「やっぱりかぁ。そんなものなのか…。」それが素直な心境だった。 6/2のレノファ山口FCと清水エスパルス戦。試合当日、スタジアムを見回すと、全体の約半分くらいかなという印象だった。満員が1万5千人ということは、今日は7~8千人くらいかな?と予想は付けていたが、その範囲内でも下位の方だ。無意識のうちに、もう少し入っていてほしいと思っていたのかもしれない。 期待感はあった。事前にゴール裏のチケットが売り切れになっていたし、指定席も残りわずか

No.12の意味を知った日

「うぅ、寒い…。」 そんなことを口に出せば、周りにいる人のテンションも下がるのは承知しているので言わないようにしている。それでも少しでも気が緩むと自然に口に出てしまう。そんな寒さだ。 男はやや不機嫌に見える。いつもならスタジアムに到着するなり、ビールを飲むのが慣習だが、この日ばかりは躊躇なくホットコーヒーを注文した。 男はやや疲れているようにも見える。家を出発してから、8時間も過ぎていた。いつもなら一勤務できてしまう時間だ。 男の名はハラマル。確かにこの時点では、不機嫌で疲