[奈良の山奥から世界へ]タイムワープして夢を現実にした話
先月、自伝小説が発売。ありがたいことに多くの方から感想をいただく。
一番聞かれるのが「夢ってどうしたら叶いますか?」という質問。新聞やTVのインタビューの際も毎回といっていいほど聞かれます。
あまりにも多くの人から聞かれるので、今回私が実験してきて最も効果があった夢が実現する方法を記します。実際この方法でラスベガスの世界大会で優勝できたり、情熱大陸やアメリカの人気番組に出演できたり、newsweek誌の世界が尊敬する日本人100に選ばれたり思い描いていた様々な夢が現実になりました。
私は奈良県十津川村の山奥で マジシャンになると決めた小2の頃から様々な夢の叶え方、目標実現の方法を本で調べてたり、実際に自分を実験台にして実践してきました。
これからお伝えする方法はお金がかかりません。 あなたが今、何歳でどこにいたとしても始められます。
よくある引き寄せの法則みたいな系統でもないです。
これから具体的なステップをお教えします。
とてもシンプルな方法なので表紙抜けするかもしれません。でもまずは3日間だけで良いので試してみてください。必ず効果が現れます。実験してみるよ!という方だけ読み進めてください。そんなんダルいという方は3秒カウントするので今すぐこのnoteを閉じてください。
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約束を守れますか?
それでは始めましょう。
ステップ① タイムワープして未来に行く
はっ?どういうこと!?と思ったあなた。安心してください。ヤバイやつではありません。まあちょっと普通ではないですが笑
そもそも夢や目標を叶えるにあたって、今、何をすれば良いのか、どんなステップを踏めば良いのか知るためにまずは未来に行くことが最重要です。
多くの人は夢や目標が叶うまでどれぐらいのステップがあるのか把握せず、とりあえず気合で動き出そうとします。結果3日も経たないうちに苦しくて行動を辞めてしまいます。例えて言えば、マラソンのゴールまでの距離を知らない状態で全力でダッシュしているようなものです。
望む未来につながっていない努力をし続けても時間の無駄です。 あなたが持っている"どこでもドア"で未来に行きましょう。
「いや、持ってないし」と思ったあなた。
あなたも"どこでもドア"を持ってます。それはあなたのイマジネーションの中にあります。想像する力を使って夢や目標が叶った未来に行くのです。
タイムワープする方法
座り心地のよい椅子に座ってください。
自分が心地良いと思う深さで座ってください。
TVを切り、スマホをオフにして静かな環境にしてください。
誰にも邪魔されない、一人の空間で行ってください。
深呼吸をして心を落ち着かせてください。
目を閉じて行います。
目を閉じると、あなたの目の前にエレベーターが現れます。
ドアが開いたら乗り込んでください。
中に入ると、あなたの夢や目標が叶った日付が書かれたボタンが一つだけ光っています。それを人差し指で押してください。
ボタンを押すと、エレベーターが「ウィーン」と音を立てて、上空に向かって動き出します。しばらくするとエレベーターが到着します。
ドアが開くと、そこはあなたの夢がかなった世界です。
夢が叶った未来のあなたが椅子に座っています。
マジマジと情景をイメージしてください。未来のあなたを見た時、今のあなたの気分はどうですか?どんな服を着ていて、あなたは誰と一緒にいますか?何をしていますか? イメージしてください。
未来のあなたにヒーローインタビューしてみよう!
さぁ今から未来のあなたにインタビューを行います。
「具体的にどんな行動をして、夢が叶いましたか?」と質問してください。
すると未来のあなたが何かしら答えてくれます。
それを聞き漏らさないでください。
他にも聞きたいことがあったら聞いてください。
それではまたエレベーターに乗って戻ってきます。
目の前にエレベーターが現れ、今のあなたの年齢が書かれたボタンがあります。それを押してください。エレベーターが下がっていき、扉が開きます。
ゆっくりと目を開けてください。
気分はいかがですか?きっとワクワクしていると思います。
未来の自分が答えてくれた具体的なステップを忘れないようにコピー用紙にマジックで書いてください。それを机の前に貼っておいてください。
家族に見られるのが、ちょっと恥ずかしいという方は写真を撮って、携帯の待ち受けにしておいてください。
以上がタイムワープする方法でした。
最も大切なのが、まず達成している自分を見に行く、未来の自分からアドバイスをもらうというポイントです。
これを行うと、具体的なステップが見えてきます。また実際想像してみるとあまりワクワクしない場合もあります。これは他人の価値観に沿った夢や目標を選択してしまっているときに起こります。そんな夢はトライする必要さえありません。
夢のサイズは関係ない
あなたが叶えたい夢がたとえ、どれだけ大きなハードルに見えたとしても、心からワクワク、ドキドキする夢の方が叶う確率は高いです。
あなたが頭でイメージできたことは必ず実現できます。
このタイムワープを最初に使ったのは18歳のときラスベガスの世界大会に挑戦する3ヶ月前でした。当時は村の公民館を借りて練習に励んでいました。
エレベーターを降りると、受賞式のシーンが見えました。優勝のトロフィーを受け取って泣いている自分が見えました。
「おおっ、すげえ泣いてる!」とちょっとびっくりしたのを覚えています笑
次の日にエレベーターが開くと、コンテストの決勝でパフォーマンスをしている自分がいました。どんな表情で、どんなオーラを放っているのかしっかりとメモをします。
このイメージトレニーングを通して、授賞式で優勝した自分→決勝の自分→予選の自分→今の自分 というふうに未来から今に向かって逆再生の動画を見るようにやるべき行動、あるべき姿を明確にしていきました。
行動の質を高める
ラスベガスに経つ前は毎朝、村の公民館にいくとまずこのイメトレを15分ぐらい行い、未来から戻ってきてから練習を始めていました。
いきなり練習を始めていた頃に比べて、具体的なステップが見えるので質が劇的に向上します。また優勝している気分も味わっているので楽しみながら練習をすることができます。
この"楽しみながら"というのが重要です。気分が落ち込むような練習はやる意味がありません。正しいステップを踏んでいれば、一人で練習してようが時間が経つのを忘れます。
また練習しすぎないというのも大事です。
かならず終わる時間を決めるのが大事です。うまくいった状態で練習を止めるのが理想です。スポーツならば2時間ぐらいで止めるのが良いと思います。
このイメトレを3ヶ月行っていくなかでラスベガスに出発する頃には「優勝できたらいいな」というセルフイメージから、「優勝した自分」さらには「前年度に優勝、凱旋パフォーマンスのために大会に行く」にイメージが変わっていました。
夢は執着が生まれると、それが障害になることもあります。
ライバル達は「絶対に優勝したい!」という気持ちが強すぎて緊張してミスを連発していました。一方僕は「前年度、優勝者が凱旋で帰ってきた」というイメージを持っていたのでリラックスして本番を迎えることができました。
本番では力が抜けて、のびのびとパフォーマンスができました。
いよいよ授賞式が始まりました。
3位からライバルの名前が呼ばれていきます。
2位の発表。まだ名前は呼ばれません。
1位「フロム ジャパン!ヒロキハラ!」
私の名前が呼ばれました。舞台に上がり、盾を受け取りました。
客席側を向くと、拍手とスタンディングオベーションが起こりました。
私は号泣していました。
優勝したことに泣いていたのではなく、村の公民館でイメトレしていた受賞式の光景とまったく同じ光景が目の前に広がっていたからです。 あーこの瞬間を見に来ていたんだ という不思議な感覚でした。
その後も、未来にワープする方法を使って様々な夢が叶いました。
みなさんもぜひ試してみてください。
1回目ではよくわからなくても3日続けると、的確なステップやアドバイスをもらえるようになります。また同じ夢をすでに叶えている人に会いに行くのもおすすめです。
できれば毎朝起きてまだ寝ぼけてるときに5分ぐらいで良いので継続するのがおすすめです。
未来のあなたは、今、この瞬間もあなたを応援しています。
私もあなたの夢を応援しています。
この方法で夢が叶ったら、その時は教えてください。
e-mail contact@hirokihara.com
どこかのバーで会ったら一杯ご馳走させてください。
それでは少し先の未来であなたをお待ちしています。