政治刷新のためには、旧文通費の使途の透明化など政治資金規正法に関する議論を
こんにちは。原田ケンスケ@衆議院岡山1区/声つづりプロジェクト代表 です。
今日は朝から昼までは色んな電話連絡や訪問。午後は地域を歩き歩き、夜は素敵な会での嬉しい出会いが沢山ありました。
私は、自民党の政治刷新本部には関心がありません
逮捕者まで出ている裏金問題を受けて、自民党の中で「政治刷新本部」が立ち上がりました。
報道を見ている限り大きな論点は「派閥」の刷新だそうです。
これに対して、安倍派の議員が10人メンバーに居ることなどを受けて、「本当に派閥の改革ができるのか」との懐疑的な声が野党からは上がっています。
派閥の刷新など自民党の中の制度や慣習についての議論には正直興味がありません。裏金問題では確かに「派閥」ごとに裏金作りの方法に違いがあったようです。しかし、それは自民党の中のことです。問題は「政治資金規正法」を破っているということですし、破っていてもバレにくい抜け穴があるということです。
「政治資金規正法」自体の改正を
「”派閥”刷新本部」ではなく「”政治”刷新本部」とまで大きく名乗るでの有れば、ぜひ「政治資金規正法」自体の改正に踏み込む議論を進めてほしいと思います。野党からはかなり以前から、議論の声が上がっています。
その方向性としていくつか考えられます。
調査研究広報滞在費(旧文通費)の使い方の公表
国会議員に毎月100万円支給されるものの、使い道の公表をしなくても良い調査研究広報滞在費(旧文通費)があります。この使途の公表を義務付けてはどうでしょうか?
政治資金の領収書の1円からの公開
いま、政治資金の使い道は1万円以上からの公開になっています。これを1円からの領収書の公開にして、明朗会計にしませんか?
政治資金の公開・申告の電子化
上記に「1円からの領収書の公開」と書きましたが、これをすべて紙での保存・提出となると莫大な量になります。そこで、電子帳簿の仕組みを作り、申告・保存・公開・検索ができるようにしてはどうでしょうか?
私が所属する立憲民主党は2022年6月に政治資金規正法の改正案を国会に提出していますが、国会で多数を占める与党は議論をしてくれていません。
明朗なお金の動きを
政治活動や選挙にお金がかからないということはないと思っています。
政策を伝えるためのチラシの作成や配布、後援会や支援者への郵送。
政治家と連携しながら選挙区をめぐり市民と話、事務所を運営するスタッフの人件費。
各種SNSやネット対策やデザインなどの費用。
などお金はかかります。
私の事務所はスタッフの創意工夫や多くのボランティアの方の手によって、かなり少ない運営費で回していますがそれでもお金はかかります。
その費用はどうしているのかというと、党からの交付金に加え、多くの方からの寄付によって成り立っています。
昨年、2023年であればざっと200~300人の方からの寄付をいただきました。寄附額のほとんどは3000円以下です。
議員経験がない新人で挑戦中の立場である私にこんなに多くの方が寄付を頂けるこで勇気づけられ、活動を継続できています。
政治活動にはお金がかかります。
しかし、どれぐらいのお金を何にかけるのか。そして、そのお金をどうやって賄うのかは政治家のスタンスによって大きく変わるということを知ってもらえればと思います。
大事なことは
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