ハラケンジャーナル#33放送しました!アメリカ人高校教員と考えるグローバルな視点で見る教育
こんにちは!原田ケンスケ@衆議院岡山1区支部長改め、アシスタントの現役大学院生エリーです。
前回の生配信、私はお休みをいただいたのですが、私の大好きな友人がゲストとして配信に参加してくれました!
グローバルな視点で見る日本の教育や、外国人マイノリティとして日本で生活することについてたっぷり語っていますので、ぜひアーカイブをチェックしてください。
アメリカカリフォルニア州出身で現役の英語科教員のRoy J. Leeさん。来日7年目。学生時代にハラケンさんのNPO活動に関わったことでハラケンさんと出会いました。(実は、ハラケンさんと私を岡山で繋げてくれたのもロイ。ありがとう!)
高校の時に3年B組金八先生を見て、日本の昭和の教員像に憧れて日本の大学に進学することを決めたというロイ先生。アメリカの教育は教科指導がメインである一方、日本の先生は「子どもたちの人格形成に携わっている」という印象を当時強く受けたそう。
ロイ先生:アメリカと比べて人種・宗教的な多様性はないが、さまざまな家庭背景をもった子どもたちが抱えている悩みに寄り添って行動する姿に感銘を受けた。
ハラケンさん:在日外国人が教員免許を取得するのはすごく珍しいと思うけど、一番のハードルは言語?
ロイ先生:日本に来てる留学生は優秀な人も多い。ただ、日本で教員になるイメージが湧かない。例えば、公立学校教諭だと地方公務員になるため、外国籍の人は正式に採用されることができない。
ハラケンさん:日本の教員の多くは大学卒業後すぐ学校現場に入るため「社会を知らない」という批判がよくあるが、それについてはどう思う?
ロイ先生:3つ思うことがあって、1つ目は教員の多様性。さまざまな社会経験に限らず、例えば不登校の経験やADHD(注意欠陥・多動性障害)がある先生だからこそ生徒に伝えられるものがあって、生徒にとっても共感できる先生が見つかる。2つ目は学校現場が閉ざされていること。教員になって感じているのは、現場に入った途端外の世界の情報がシャットダウンされてしまう。地元のコミュニティの人たちが関われるような開かれた学校になれば、先生たちも社会のことを学べる機会が増えるのでは。3つ目は教員としての専門性。教員も1つの専門性があるはず。教員もプライドをもって自分の専門分野で力を発揮してほしい。
ハラケンさん:在日外国人あるいは日本で生活するマイノリティの一人として、何か思うことはある?
ロイ先生:外国人じゃないとぶつからない壁がたくさんある。明らかに外国人を差別するような法律はないと思うが、外国人に関わらず、マイノリティの人権を守るような法律はない。我々外国人も日本人と同じように暮らせるような法整備を求めます。
今週のハラケンジャーナル#34は8月13日金曜日21時から!
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