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いつまでもずっとワクワク「柚木沙弥郎 life・LIFE」| art-003

こんにちは!
今日は、1月末まで東京立川のPLAY! MUSEUMで行われていた「柚木沙弥郎 life・LIFE」について感想をまとめてみます。
こちらは2022年、4個目に訪れた展覧会でした。

柚木沙弥郎さんのこと

柚木沙弥郎さんを、私はIDÉEで知りました。

ちなみにIDÉEは、無印良品で知りました。

柚木さんは1922年、東京田端生まれの染色家です。民藝に魅せられ、芹沢銈介さんのもとに25歳で弟子入りし、もうすぐ100歳になる現在まで創作を続けています。

本展覧会では、染色作品や絵本の原画が観られるということで、柚木さんの創作をたくさん知ろうと思っていってきました。

展覧会サマリ

ー基本データー

展覧会名
企画展示「柚木沙弥郎 life・LIFE」
会期  
2021年11月20日(土)~2022年1月30日(日)
開館時間 
平日10:00~17:00, 休日10:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日  
12月31日(金), 1月1日(土), 1月2日(日)
会場
PLAY! MUSEUM
JR「立川駅」/ 多摩モノレール「立川北駅」 徒歩10分
〒190-0014 東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3
観覧料  
一般 1,500円 ( 当日会場販売 / オンライン事前販売 )

会場HPより( https://play2020.jp/article/yunokisamiro/ )

当日券で入場しましたが、紙のチケットはなくシールを貼るスタイルでした。フライヤーもなさそうで、紙好きとしては少しさみしいような、、

ー感想ー


・興味深度 ★★
・感動度  ★★★
・影響度  ★★★
・コスパ度 ★★


①PLAY! MUSEUMのコンセプトがおもしろい

PLAY! MUSEUMにははじめていきました。
<「絵とことば」がテーマの、「ありそうでない」美術館>というコンセプトの、2020年6月にできた新しい美術館のようです。

内装もグラフィックもすてきだなと思いました。

②気づいたらほほえんでる

展示スペースに入ると、まず絵本の原画が並んでいました。

「絵のみち」入口付近は自然光が少し差し込んでてそれもよかった

柚木さんの絵は、なんとも言えないあたたかさがあります。いきいきと、みずみずしい感じ。
私は「せんねんまんねん」と「おふねがぎっちらこ」が気に入りました。

③「布の森」でパワーチャージ

そして、ゆかりの深い岩手にまつわる作品たちを観つつ、奥へ進むと「布の森」にたどり着きます。

写真にもきれいに映るけど、会場はほんとうにすてきだった

いろんな大きさ・色・柄のものがあって、ずっと観ていても飽きないです。
パワースポットに来たような気持ちになりました。
近づいたり遠ざかったり、考えたりぼーっとしたり、とにかく楽しい気持ちでたくさん観ていました。

おまけ 年間展示「ぐりとぐら しあわせの本」展

同時開催していた「ぐりとぐら」も観てみました!

「ぐりとぐら」は2022年4月10日(日)まで開催しているみたいです

こちらはかなり子ども向けかなと思いました。
壁一面に絵本の場面が広がっていたのですが解像度が低かったり、ディテールが気になってしまいました。

とはいえ、懐かしい気持ちになってほっこりです。

まとめ

柚木さんがはじめて絵本を出したのは72歳のときだそうです。
いつもワクワク、新しいすてきなことを探して試して、いくつになっても楽しんでいたいな、と感じられた1日でした。

次回は、80歳ではじめての個展、100歳まで描き続けた「グランマ・モーゼス展」の感想を書きたいと思います!

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