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#9 古民家暗中模索中 竹焼き編その3

DAY 23  5月11日  竹をガンガン焼く

竹焼きを始めて3日目。
なんとなく竹の焼き方もわかってきた。
今日は最終日だし、とりあえず初っ端からガンガン燃やした。

おじさんは朝早くから節を切ってくれている。
前日に今ちゃんとおじさんに切ってもらいたい竹を集めたり
広場にしている上に無造作に積まれている竹を出して焼こうと準備していた。
とにかくここに出してきた竹は今日中に焼いてしまおうとおじさんと目標を立てる。
たてると焼けるものだ。

焼いている所に新しい竹を置くのが大変。
斜面で焼いているため、焚き火の火が崩れて思わぬ所に転がっていく可能性もあり。
夢中になってくべていると、いきなり竹が暴発して熱風が顔に吹き付ける。
あ〜、節を切る意味はこういう所にもあるんだなと改めて思う。

それでもとにかく焼く。
夢中になりすぎて火の粉が飛んでいたことにちょっと気づかなかった。

離れたところから煙が上がる。
慌てて土を掻くけど、大きな木の切り株の下に挟まっている竹に火がついてなかなか消えない。
そこがようやく消えたと思ったら今度は反対側の方で煙が上がる。
それも掻いてやっとのことで消す。

こうゆう怖さがあるんだな
火消し用の水をもっと多めに持ってこようと決意。

それはさておき、今日はジャガイモとバナナを焼いてみた
秋から冬にかけては、きっとこうゆうことも楽しいだろうな

焼きバナナの皮は栗の匂い
汁がどんどん出てまたもやトロトロになっていた
美味しい!
じゃがいももほくほくしていて美味しい。



今日はガンガン一人で焼いているので、食事は最低限にしてとにかく焼く。

今までで一番焼いたために1時にくべるのをやめ、3時になってもまだ
近づくだけで熱い。
これはしばらく冷めないだろうと思う。


16時まで様子を見て、炭を平にならして山をあとにする。
帰りがけにおじさんたち夫婦が畑で作業をしていた。
これで帰ること、明日からまたしばらく来れないと話すと
明日の朝様子を見にいくから大丈夫だと言われる。
本当にありがたい。


積んでる竹がなくなると綺麗


土曜から雨。
日曜は大雨。
完全に冷やされたであろう。

竹は積み上げているものを引き出すだけでも大変。
燃やすのは結構あっというま。
竹炭を作る余裕なく、とにかく燃やしている。

明日にでも行きたくなっている。
山で作業するのが楽しい。
竹焼き料理ももう少し考えたい。(あ、やっぱり食べることにいくのね)

竹林とはしばしお別れ。でもまたすぐ来たい