自宅の整理のこと

父母の死後ずっと頭に引っかかっているのが、自分の死後のこと。
主に考えているのは3点あって、
1.葬式のこと
2.墓のこと
3.自宅のこと
である。

1.葬式のこと
自分は無宗教なので、自分の葬式でお経を読んでもらいたくないし戒名もいらない。なので一般的な葬式は不要で火葬する時に子ども(結婚していればその家族も)たちが見送ってくれれば満足である。
だけど、そのことを明確に残しておかないと子どもたちに伝わらないし、いつ死ぬかわからないし、病気になってから残すのもリアルに感じられて子どもたちも良い気分にはならないと思うので、鬼に笑われそうな今のうちに伝えておかないといけないなと思いながらも文書に残せていない。

2.墓のこと
お墓は維持費や手間もかかるので共同墓地に入れて欲しいと思っているが、これも伝えておかないと子どもたちは悩んでしまうだろう。
唯物的に考えると墓を残すことにメリットは感じられないのだけれど、情緒的な面だと墓を残すことに流されてしまいそうなので。

3.自宅のこと
父母の遺品を整理して思ったのは、最初は感傷的になりもしたけど、ただただ面倒な作業だった。父母は不動産を持っていなかったので、遺品さえ整理すればよかったけど、自分の場合は自宅が残るのでもっと面倒。
子どもたちが自宅に戻ることはなさそうなので、どこかのタイミングで自宅やものを整理してシニア向け賃貸に引っ越そうかと思っているが、妻と自分のどちらが先に死ぬかでその対応は変わってくる。

3-1.妻に先立たれた場合
この場合は、妻に先立たれたタイミングで自分の思うように進めればよいので、あまり悩むことはない。

3-1.妻が残る場合
こちらの場合、妻が生活する場所として自宅を残しておかなければならない。そうすると、妻が積極的に自宅を整理することは望み薄なので、子どもたちに任せることになってしまうと推測している。
少しでも子どもたちが楽になるように、不要なものを捨てていくしかないかなと思っている。

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