![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118331210/rectangle_large_type_2_f17309e01d3431d2974a6da1d3d99f02.jpg?width=1200)
人と人、人と自然、それぞれの接点を生むグループランの可能性
先月、毎年12月に行われる IZU TRAIL JOURNEY を主催され、修善寺にて、ITJ BASEというホステルを経営される千葉さんをお呼びし、Tagore Harbor Hostelにて自然豊かな西伊豆戸田の土地を走りながら体感する「グループランin HEDA」を開催した。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118330999/picture_pc_276e72d0877ae8afb21904b32859c206.png?width=1200)
グループランとはそもそも何か。
参加費もアポイントも不要で、ただ決められた時間に仲間たちと一緒に走ることをいう。マラソンとは違って、競争を主眼とせず、初心者も気軽に参加できるペースで走りながら、参加者同士がコミュニケーションを楽しむ場ともなっている。
近年では、ランニングシューズブランドのお店が店舗の営業後に開催している形が多く、私も以前 「on」というシューズブランドのグループランに参加した。普段出会わないような人との出会いがあったり、普段見ている街並みがさらに魅力的に見えたり、単なるランニングに終わらない、場の価値を感じた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118331033/picture_pc_f69f0ff3d8ec5cb0422c6a50a5878a82.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118331034/picture_pc_e702bc5c01da19b132ac8bfbb8e893e8.png?width=1200)
グループランにはもう一つ大きな価値がある。走る土地、特に美しい自然が広がる場所の魅力を肌で感じる機会があること。
今回のこのイベントに至った経緯でもあるが、ITJのグループランに参加し、修善寺を走った際、普段出会わない道、そこから見える新しい風景に感動を覚えた。東京ー伊豆の移動生活となり、いつのまにかクルマ中心の生活になっていたこともあり、自分の視点、自分のスピードで、モノ・コトを見る感覚が鈍くなっていたのかもしれない。走り進めるごとに、その大切な感覚を取り戻せる気がしてる。
ただ、見るのでなく、走ることで、季節による草木の香りや色づきの変化、道から伝わる土の柔らかさ、朝の湿気、鳥の鳴き声、自然としっかり向き合い、感じることで、自然と身体がなじむような感覚になる。
自然と友達になる、そんな感じ。。。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118331123/picture_pc_f18d74d97ea5b7809003d9aa93c6fb4a.png?width=1200)
戸田にせっかく来るのなら、ゲストの方々にもそんな気持ちを味わってほしいなと、今回千葉さんにお願いして、開催に至った。
グループランを主催する目的は、参加者同士の絆を深め、地域の自然の魅力を存分に体験すること。「参加者同士の横の繋がりを生むこと」と「戸田の自然の魅力を体感すること」を大切にして行った。
単なるランニングだけでなく、友情やコミュニケーションを育む場でもあり、地元の美しい景色を探索する新しい方法だと思っている。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118331133/picture_pc_653a57705f5cc7e3d7c48048909f8451.png?width=1200)
参加者たちは、忙しい日常から解放され、自然の中で新しい友達と素晴らしい経験を共有することができる。ランニングを通じて楽しさと冒険心を提供し、同時に地域の自然と文化に深く触れ合う場を築いていきたい。グループランは、コミュニケーションと冒険の新たな形式であり、これを通じて参加者たちが戸田の美しい自然を一緒に探索し、共感し、楽しむことを目指していく。また次回開催の日まで。