敵基地攻撃能力?
敵基地攻撃能力・反撃能力と威勢のいい事を言っている人たちは、その中身について知っていて言っているのだろうか?
少なくとも岸田政権からは、何一つ具体的なものは示されていない。
漏れ聞こえてくるもののどれもが蟷螂の斧。カマキリのカマを振り上げて抑止力になると言うか?日米安保は、不要だとでも言うのか?
核保有の悲惨な反撃抑止力論理に愕然としたことはないのだろうか?彼らは自国が核攻撃で殲滅された時にも究極の報復能力と言うか反撃能力を確かに持っているだろう。しかし、それは地上には、置かれないと聞いている。「国土は既になく報復できるのは、殲滅を免れた例えば海中の潜水艦からだ。」と。
「威勢のいい人たち」の中には、トマホーク500発もあれば敵基地攻撃能力になると言う者もいる。トマホークの射程は?そもそもどんなミサイルか?仮想敵国などという言葉を軽々しく使うが、それらは核保有国ではないのか?そもそもそれらの国の何処に届くのか?持ちさえすれば安心と考える愚では?
どちらなのか?国会で何の議論もしていないので分かりようがないが、確かな事は、岸田首相が敵基地攻撃能力を持たなければ抑止ができないと言っている事だ。戦後、今に至るまで抑止のできない事態を放置してきたとでも言うのか?
「これで切れ目ない安全保障体制が整った。」日米ガイドライン改訂、
安保法制改正の時にそう胸を張ったのは、嘘か?あれからまだ10年も経っていない。
専守防衛とは、何だったのか?日本は、盾に徹すると答弁してきたのも嘘か?鉾を米軍に任すのをやめるのか?そもそもその反撃能力のボタンは、誰が押すのか?
歴史を振り返ってみよう。この手の「威勢のいい人たち」が国民と国家を守った事例が見つかるだろうか?
私は見つける事ができなかった。知っている多くの事例は、悲惨なものだ。
何故なら、「威勢のいい人たち」は、恐怖に駆られて我先に逃げているからだ。
残された人々はたまらない。
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