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常識は目の鱗・努力の反対は怠惰でなく・・

〖ご挨拶〗

年寄りはお節介です

傘寿間近の私もご多分に漏れず色々思いついては世に提供したがるのでした

ついては、この論考で未来のお一人にでもお役に立てたなら本望です
 
〖常識は〗

一般的に{努力}の対語は{怠慢}としておりましょう、これが常識です

しかしですね、それは誤解を恐れずに言うなら素人レベルの段階なのだろうと私は捉えているのでした

ナゼなら【惚れて通えば千里も一里】だからですよ、スポーツ選手ならばオリンピック代表や記録挑戦への{熱意}で続けているのではありませんか
 
〖山登り〗

加えて登山家もワザワザ遠くの山まで登りに行くのですからね、楽しむための行為ゆえにヤハリ{努力}ではなく{情熱}なはずですよ、つまりは{惚れて通う}のと似ておりましょう
 
〖意慾≒対象に惚れる〗

スポーツだけではありませず、藤井棋士や数多の作家、芸術家たちとて完成度への拘りが{意欲}で終始しているのは間違いないのです

あの芭蕉や紫式部らが好き好んで没頭しただろうこと容易に想像できましょう、練り上げ書き換え続けた最終版を世に残したのですよ、絶対に
 
〖努力とは〗

{努力}をググると【目標実現のため、心神を労すること、骨を折ること】と説明されております

つまりは率直に言うなら{嫌気を押し殺してガンバルこと}という訳ですね、だから常識上の対語が{怠惰}になること手に取るように分かっては参ります
 
〖要するに〗

好きでないと{意力}が出ないから{努力}を必要とするのではありませんか

となれば{努力の強弱}⇔{意力の弱強}となりましょう、つまりは両者の強弱が反比例するという訳です
 
〖結論〗

以上、{努力}の反対は常識通り{怠惰}にするか、それとも私に賛同して{意力}と捉えるかのご判断は皆さんにお任せしますね

但し、{意力}と認識した方が向上欲は高まりますこと言い添えてペンを置きましょう、何しろ意識が素人レベルを超えるのですからね、当然なのではありませんか

つまり、事を成就させる力がずい分と違って来るのは間違いないからです、もちろん強くなるはずなのでした
 
〖追記〗

現に私自身が論考を開陳できる喜びから此の文を綴っているのであり、更に言うなら内容にマダマダ稚拙や物足りなさを感じつつ締めくくらずを得ない悔みがあるのですよ

従って、そこに努力なんぞは一切なくヒタスラ出し切れぬ熱意が残るのみであることお察し頂きたいものですね

#未来のためにできること

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原口證
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