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目から鱗『認知症が心配になったら』

『認知症が心配になったら1”目を疑え”』

〖目は記憶細胞と直結していない〗

掲題につき、のっけから妙な言い方に成りましたが、しかし大いに真面目ですよ

さて、見ているようで見えてはいない、気づけるはずなのだが気づけはしない、のではないでしょうか

つまり「よく見てごらん」と言われたとて、やはり「コレコレこのように成っているだろう」と具体的に指摘されないと分からない場合が多いのではありませんか

要するに人間の目というものは大雑把なものであり、従って記憶細胞とも直接は繋がっていないものなのですよ

このこと意外に思われましょうが次の事を行ってみれば私の言うことがヨク理解できては参りましょう

※ 家でトイレへ行くのに瞑目したトタン難しくなる、何千回と通ったはずなのに

はい、すると壁を頼りにソロリそろりと進まなければならないはずですよ、また普段は何気なく行き来している二階へだって「あれ、何段あるのだっけ?」と成りましょうしね、きっと

さー、これにて表記した「目は記憶細胞と直結していない」ことがヨク理解できては参りましょうが、更に追い打ちをかけて次なる問いも加えたいものですね

※ 自分の似顔絵はナカナカ描けぬもの

絵心のある人は兎も角も大方の人々がウマく描けないはずですよ、鏡で日々見ているのにですね

それゆえ、見えているからとて頭が動く訳では決してないことを次回に提示してみせましょう

そうしたならダレもが納得してくれるはずですし、すると或る大きな気づき、目から鱗の事柄が分かって来ること約束して置きますね

それを知った皆さんが「え、そうなのか?」と驚かれましょうこと言い添えてです

『認知症が心配になったら2“座頭市の例”』

〖盲人の感性はスゴイ、ナゼなら・・〗

前回の{瞑目したらトタンに困難なトイレ行き}や{気づかなかった階段数}の絡みで次のように言い添えたいものですよ

※ なまじ見えるがために頭脳の働きは極めて小さいもの

では、ナゼそんな事が言えるのか

さて、ここはチョッと搦め手からの話を持ちだしてみましょう

{盲目の人たち}はトイレに行くのに戸惑いなどありませんよ、階段数も始めから分かっているはずですしね、その上に何と杖一本を頼りに外出さえ為さります

なお、更に言いますが{盲人}は何とナント旅もするのですよ、その代表例として次のような人物を挙げて置きたいものですね

彼の有名な{映画・座頭市}のモデルである{通称・佐渡市、本名・阿部顕如}です

彼は当時あった利根川での侠客たちの決闘で有名な現・千葉県旭市在住{飯岡の助五郎}の所と福島県会津若松市の自宅を何度か行き来したそうなのでした

*{平手造酒(みき)}らの“利根の決闘”と言えば分かり易い方も居られましょうね

その頃の道は当然に今と大きく違ってとても狭いし凹凸だらけなのですよ、そんな小道・荒道を厭うことなく往来できていたのですね、盲人たちは

なお、この際だから{越後ごぜ}の存在も挙げて置きましょう、男性のみならず女性たちも見知らぬ他所の地へと果敢に旅をしていたのでした

※“盲人特有の感性”は極めて鋭く、これにて彼らは“認知症”と無縁なり

恐らくはですよ、映画で表現されたような{心眼}を実際に持っていたのではありませんか、きっとです

もちろん当然に現在の盲人たちだって理屈は同じであり{認知症}など無縁でしょうね、大なり小なりに{心眼}が育っているゆえにですよ、世の誰もが気づいてはいないようですが

何しろ、彼らは挨拶一つで相手の性格や考え方などの人物像を一瞬で感じ取る能力を持っていること間違いないでしょうね、{研ぎ澄まされた感覚}によってです

えーえー、{この研ぎ澄まされ感覚}は常人の推察できる範囲を遥かに超えていることも言い添えて置かねばなりません

『認知症が心配になったら3“駄目”』

〖“駄目”の意味するもの〗

さて、翻って思いますに私たち一般人の目につき、その無能さが際立っては参りましょう

なまじっか見えるがゆえに返って脳細胞の働き量がずい分と少ないこと際立って来るのではありませんか、世の誰もが気づいて居ないでしょうけれど、これが然し現実なのですよ

そう言えば【駄目】という語がありますね、これは世の中で安直に使われておりますが盲人の優れた能力に気づけば正しく私たち一般人の目は{駄な目}なのでした

※“認知症り患”の一因ともなれば、それは確かに“駄目”なものなり

もちろん、この語は囲碁の世界から持ち込まれたものではありますが、しかし現実的には日常生活に於いてもヤハリ私たちの目は{駄な目}なこと間違いありませんのです

それゆえに古代の中国では、この辺の事情を考慮して或る深い考慮が為されるように成ったのだろうと私は推察しておりますよ

はい、{駄目}の瑕瑾(かきん・キズや欠点のこと)を補足する意味で別な語を作りだしたこと恐らくは間違いないでしょうね、つまりはそれが【?】だったという訳です

この【?】については次回に説明しますが、一日ほどお考え下さいな
 

『認知症が心配になったら4“眼の意味”』

〖“眼”の語がある理由〗

{駄目}の浅さを補う意味で別な語を作りだしたこと恐らくは間違いないでしょうね、つまりはそれが【眼】だったという訳です

はい、そうなのだろうと私は推察しているのでした、ナゼなら同じ物を言い指す語など他にはないからですよ

頭、鼻、口、耳、舌、唇、は一つのみですし、更に言うなら【木】に対する【樹:立ち木、生きている木】との語があることを鑑みたなら分かってくるのではありませんか

単に見るだけではなく、大袈裟に言うなら精魂が篭る見方・見え方を表す語として【眼】が考案されたものであることは間違いないでしょうね

何しろ{具眼、鑑識眼、慧眼、慈限、仏眼、千里眼、心眼、など等}と心神が備わった意味づけで用いられているからですよ、【眼】という漢字はですね

※ 目に潜む良い点を存分に使うと“眼”になるもの

例えば【あ】という語の中に{感じも含めた七つの文字}が入っていると気づくようなことですよ、これにつき雑駁に見ていたのでは絶対に生じない現象です(*後に言及予定)
 

『認知症が心配になったら5“目の活用”』

〖“眼”の活用が大事〗

さて、では改めて{眼=目+良}を考察してみましょう

今、私がこの文章を書き綴っている間は内容や文体、語彙の用い方などに注意し、留意しながらの作業をしている事になりますが、これこそ{目}ではなく{眼を用いての行為}なのではありませんか

さー、いよいよ私の主張したい処に入って参りましたよ

目明きの私たちが盲人の持つ優れた能力に少しでも近づくために出来ること、それは{眼}を出来るだけ効率よく用いることにつきましょう、すると其の先に{具眼~心眼}が現実化しては参ります、間違いなく

従って、先ずは{具眼}を心がけたいものですね、物事を具(つぶさ)に細やかに{視ること}に尽きましょう、{ただ単に見る}よりも{具体的に視る}というだけのことですが、しかしドッコイこれだけで常よりも数倍の頭脳活性化に成ること必定ですよ

※ 見るよりも”視る”、これだけで頭脳の活性度は格段に上がるもの

はい、そうなのでした、その活性化した分ほど{認知症り患}から遠ざかることは間違いないですからね、それならば疎かには出来ません、これは有り難い

その方法につき次回に提示して参りますゆえ、乞うご期待!
 

『認知症が心配になったら6“眼明き人”』

〖“眼明き人”になろう・・〗

さー、そんな訳で今日から{目}ではなく{眼を開けて生きる}ことにしましょうよ、すると必ず認知症り患への可能性が数段も低くなること請け合いますのでね

つまりは目明き人ならぬ{眼明き人}になるという事ですから、これは凄いですよ

なお、前述させた{座頭市のモデルだった佐渡市こと阿部顕如}につきチョッと言及して置きましょう、彼は元々目明き人なのだそうですよ

越後・長岡藩の跡継ぎ候補だったのですが眼病で失明したために母の実家である今の猪苗代町に身を引いたとのことにて

さて、ついては後に{心眼}を開いた彼に少しでも近づけるよう{眼明きの達人}を目指しましょうぞ、その技を次に挙げてみましょう

1,数を数え、形を確認や構造を確認し、重さも想定する

2,話し合う時は先ず肯定しつつ聴き同情を前提に語る

3,何かを感じたら背景を想像する

4,思考よりは考察を

5,行為には結果を成し添える

これ等を総括して置きます

※ 見るよりも視る、聞くよりも聴く、話すよりも語る、思うよりも想う、考えるより考察する、為すよりも成す

要するに{より濃厚に、を意図すること}に尽きましょうね

はい、“意図すること”とは書きましたが、しかし近々には直感的に為すように成ること間違いありませんよ、そんな習性が身に付いては参りますからね、何ということもございませんのです

※{より濃厚に、を意図すること}にてIQとEQが一気に上がり人生も豊かになる

なお、その証拠が実際に感得できることにつき次回に提示してみましょう

恐らくは誰もが「なるほど分かった、これなら自分も大いに成長可能だね、今日からでも実施しよう」となりますことお約束して置きたいものですよ
 

『認知症が心配になったら7“眼が開くと”』

〖“眼明き人”の一例〗

さて、前回に挙げた{眼明き人の達人}になる策の一つにつきチョッと吟味してみましょう

1,数を数え、形を確認や構造を確認し、重さも想定する

はい、これの具体的な例を次のように考察してみます

〇、【近・所】の二語につき、【斤】の仲間だとは殆どの人が気づいて居ないようですよ、旁の分類が違う学ぶからなのですね、常識が邪魔して真実が見えないのです、間違いなく

〇、ですから【あ】に{あ・の・女・め・し・一・つ}の七語が入っていることさえも気づき得ないのではありませんか、知ってみれば極めて単純な話ですよ

〇、以上が分かれば次には【齢】との漢字が幾つの部品で構成されているかが見えては参ります、記号も含めて{22個}で出来上がっていることが分かって来るはずですよ

〇、すると今度は{自転車}に目が行ったトタンに{眼明き人}とは成って部品の数が20個ぐらいは直ぐに気づけるし、更には詳しくは40個ほども見えては来るのでした

〇、そうすると会社の組織や事業の内容なんぞへも安直に思いが向きだしましょうし、すると更にはソレラガ抱える問題点なども垣間見えては来るのでした

さーさー、どうでしょうか、こんな風な人物に成れば、もちろん周囲からも重宝にされては参ります、絶対のですね

つまりは凡人の域を超えて才人を経て、いずれは奇人や鬼人へとも飛躍して来ること間違いないのではありませんか、ナゼなら大概の人々が{近・所、あ、齢、自転車、構成状況、問題点}など等へと思いが向くことはないからですよ
 

『認知症が心配になったら8“盲人を師匠に”』

〖“盲人”を見倣う〗

さて、今の今にも{認知症り患}の兆候が表れたなら直ぐにも実施して欲しい提案がございます

既述した{座頭市のモデル・阿部顕如}を想いだして下さいな、その関連で盲人は頭脳が極めて明晰なゆえに{認知症}とは無縁な旨を明示しましたね

ついては彼らの模倣を試みることを強くつよくおススメする次第です

先ずは朝の寝起きからアイマスクを用いて行動してみて下さいな、すると頭も心も明敏に働きだすはずですよ

昨日までボーッとしていた心神がイキナリ活発に働きだすこと間違いありませんからね、従って一月もすれば可なり通常人に近づいては参りましょう、きっとです

そうして、いずれは逆に{認知症り患}以前よりも鋭く確かな心神状態を現出させるように成るはずだと私は確信しているのでした

はい、もちろん実際にソノ試みを実行した人など私は知りません、知人に患者はいないものですからね

そうではあっとも私は疑っておりませんよ、{アイマスクしての行動}に大いなる有意義が有ることをです

とにかくチョットでも試してみてご覧なさいな、ソレを実行したトタンに身も心も引き締まってくるので、これ迄のような安閑とした時間の過ごし方などは皆無に成ること請け合いましょう

※ 有難うございます、盲人の師匠たち

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原口證
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