『目から鱗・“和を以て貴しとなす”の深い意味』
{太子の意図}
聖徳太子による有名な言葉、「和を以て貴しとなす」につき論考を試みてみましょう。
さて、これにつき一般人は「仲良くする事は尊いもの」と読み、識者たちは「互いに違う意見を述べつつも、それを尊重し合いなさい」と解釈しているようですね。
ではありますが、私は次のような更なる奥を見据えた言葉ではないだろうかと捉えているのでした。
※ 〖和を保てれば禍が寄って来ないもの〗
はい、「互いに尊重して和合が出来ていれば争い事は生じないはず」と太子は認識していたのではないでしょうか。
つまり「貴し」という言葉は、それゆえに用いられたものではないかと思えてなりませんのです、単なる尊重のし合いでは重すぎるからですね。
ナゼなら、太子ほどの人物となれば豪族たちの絶えぬ抗争の収束が成った平和な理想国家を視野に入れていただろうと推察されてならないゆえにです。
要するにですね、和合の地には戦禍・災禍は起きないという事ですよ、それで苦慮する民衆への慮りが「和を・・・」に垣間見えているという話でした。
以上、これにて一語落着、メデタシ。
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