SSL2+の紹介 前編
今回はSSLから先日発売されたオーディオインターフェース、SSL2+の紹介
RockOnさんで最速入手したんですが、動画撮りたくてここまで開封を我慢してきました
まずはスペックを紹介します
今回発売されたのはSSL2とSSL2+。
違いはこっちの表を見て貰うと分かる
アンバランスRCAのあるなし、ヘッドフォンの出力数、あとは人によっては大きな差のMIDIのあるなし。
自分が2+を選んだ理由は4Out。
同期を使うためにはPAとドラムとで4アウトないとしんどい。モノなら行けるけども。
せっかく小さいI/Fだから、ミニマムな同期セットを組むのに使いたい。
後は共通のスペック
・SSLお墨付きのマイクプリ→実際どうだろね?実機と回路は違う、あくまで再現、コンポーネントが違えば音も変わる、調整済みだろうけど
・4Kスイッチ→SL4000の再現スイッチ これも実際どうなんだろね?エンハンサー
レガシー 4K は、全く新しいアナログのエンハンス・エフェクトです。"4K" と呼ばれてきた SL 4000 シリーズアナログレコーディングコンソールのサウンドキャラクター、その本質を成す2つのキャラクターをひとつの回路で実現し、スイッチひとつで退屈なソースに力強い息吹を与えることができます。
キャラクター1 : 高周波帯域の EQ ブースト — 4K ボタンを押すことで、4000 シリーズの EQ で良く知られ、そして愛されてきた、音楽的に前に来る高周波帯域の EQ ブーストを行います。
キャラクター2 : 微妙なハーモニクス歪み — 4000 シリーズコンソールを通すだけで、音には何らかの魔法が加わります。コンプレッサーの VCA や VCA フェーダー、トランジスターによるミックスアンプなどそれぞれのステージを通るたびに、微妙なハーモニクスによる歪み成分が付加されていきます。SSL では現代のコンポーネントを使用して、精密に調律され厳密にコントロールできるハーモニクス歪をシグナルパスに加えて、あなたのサウンドをよりエッジの効いたものにします。
・使用コンポーネント→AKM(旭化成マイクロデバイセズ)のADコンバーター、アルプス社のポット、ノイトリック社コネクタ
AlphaLinkと同じ旭化成製のAD/DAコンバーターと言ってるモノのAlphaLinkと同じAD/DAコンバーターを使ってるとは言ってないのがポイント
一応サンプリングレート192Kまで対応
・省略されがちなインプットメータがちゃんとあるのは嬉しい
・TypeCのUSB2接続CtoCとCtoAのケーブルが同梱、バスパワー駆動可能
お値段
SSL2 26000円、税込み28600円 SSL2+ 32250円 税込み35475円
値段差が大体7000円、入出力の差にその価値を見いだせるか
家で一人で製作に使うだけならSSL2で充分
コラボレーションしたり、外で同期使ったり、後はMIDIが必要ならSSL2+。
逆にSSL2+を選ぶ人は、SSL2+を選ばざるを得ない人達
自分もそう。
昨今のDAW市場→5万以下の入門DAWがめっちゃ売れてる
SSLと言えば超一流ブランドのひとつ、それが本気で入門機を出したのがSSL2。
去年SSLはSixと言うミキシングコンソールを発表。
今までスタジオメインの製品だったSSLが民生機に力を入れだしている
同じ価格帯だとFocusrite、MOTU、M-Audio、TASCAMとか、もう少し高い価格帯だとUAのアポロとかもあって結構各社ひしめき合ってる中、がっつり真っ正面からぶつかってきた感
個人的には他者と比較した時にマイクプリの部分でアドバンテージがありそうと思っている
この価格帯のマイクプリは多分一番コストカットの割を食ってる部分→どうしても音が良くない
じゃあこのSSLの名前を冠したこいつは??
マイクプリって意味ではUAと同じアプローチ、でも中身は全然違う
UAはエミュレートに行った、SSLは自社のブランドに行った
SSLプロダクションパック
SSL2、SSL2+を買うとついてくるプラグイン群。
まずはSSL Native Vocalstrip2とDrumstrip。
歌録り、ドラム撮りの時に挿して使うチャンネルストリップ。SSL謹製。
あとはSSL関係のチャンネルストリップとかバスコンプとかか入ってる半年の試用版。
ProToolsFirst。最近多いDAW付属系。わしは要らん。
Ableton Live Lite。Liveのライトバージョン。これをというより、ここを踏み台にしてアップデートを狙う方が良さそう。
Native InstrumentsのHybrid KeysとKomplete Start.ピアノとかシンセの音源と、様々な音源集であるKompleteのライト版。個人的には両方とも持ってるから要らない。
LoopCloud。SSL監修で1.5GB分のサンプル集を作ってくれました。これは確認してみないと分からないけど、使えるのが入ってたら良いなぁ。
良くない点としては拡張性がない
デジタルのI/Oがないので、例えば外付けのマイクプリで8CH増やしてやるぜ!とかかが一切出来ない→本格的な制作向けではない
あくまでゲートウェイ機としての役割を期待されているのが分かる
後は携帯性を重視した時の最低限のI/Oともいえる。
ガチレコーディングは想定されてない。
面白い使い方としてはサミングで使うのもありかも。
詳しく話すと長くなるからここでは紹介しない
と言う訳で今回は開封まで
次回は実際に色々音を確かめてみたい。
今後もまた、こう言うちょっと役立つ様な動画とかを上げていこうかなと思っているので、もし良かったらチャンネル登録や、グッドボタンの方を宜しくお願いします。
また、こんなことを取り上げて欲しいとか、これが良く分からないと言う事があったら、コメントの方に残して貰えたら凄く嬉しいです。
それではまた、別の動画でお会いしましょう。
ここまでご覧頂き本当にありがとうございました。
ではでは〜!
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