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【Shopify】越境ECで必要な4つの壁を突破するための必須アプリ

現在、海外市場向けにShopifyを使って運営する必要があるため、
必要な情報を昨日から収集しているのですがいや〜大変です😭

とりあえず、ブログを活用して仕事メモ代わりに整理しておこうと思います。

越境ECでの「決済」「言語」「通貨」「配送」という4つの壁を突破するのって、
少しハードルが高く感じますよね。

そこで、今回はShopifyで越境ECを成功させるために「これだけは押さえておきたい!」という必須アプリをまとめてみました。

国際市場で戦えるだけでなく、現地のお客様にも快適に利用してもらうために必要なアプリを厳選しています。
海外展開をもっとスムーズに進めたい方、ぜひ参考にしてみてください!


1.多言語対応アプリ

・Langify

概要:
Shopifyのテーマやページのコンテンツを複数言語に翻訳できるアプリ。自動翻訳ではなく、手動で各テキストを細かく設定できるため、より精度の高い翻訳を提供。

機能:
Shopifyストア内のテキストを手動で翻訳。SEO対応の翻訳(言語ごとにメタタグやURL設定が可能)。
各言語ごとにカスタマイズが可能で、精度の高いローカライズが可能。

料金: 月額 $17.50

おすすめポイント:
SEO対応でカスタマイズ性が高く、ブランドのトーンを重視するサイト向き。自動翻訳ではなく、手動で丁寧に翻訳したい場合に最適です。

https://apps.shopify.com/langify?locale=ja

・Weglot

概要:
高精度な自動翻訳を提供し、数分でサイトを多言語化。自動翻訳後、手動で細かな調整ができるため、手軽さと精度を両立。

機能:
自動翻訳機能と手動調整機能の両方を提供。
翻訳したコンテンツはSEOに対応し、異なる言語での検索結果に最適化。

料金: 月額 $15 ~ $49

おすすめポイント:
時間をかけずに多言語化したい場合に便利。自動翻訳後に手動で修正できるため、手軽さと品質のバランスが良いです。

https://apps.shopify.com/weglot?locale=ja

・G | translate

概要:
自動翻訳と手動調整が可能で、低価格でコストパフォーマンスが高いアプリ。

機能:
多数の言語に対応する自動翻訳。
UIの多言語化対応で、顧客側の表示もカスタマイズ可能。

料金: 月額 $9.99 ~

おすすめポイント:
自動翻訳をメインに多言語対応を進めたい場合に適しています。コスト重視で、基本的な多言語機能を網羅したい場合に最適です。

https://apps.shopify.com/multilingual-shop-by-gtranslate?locale=ja


2.多通貨対応アプリ

・BEST Currency Converter

概要:
自動通貨変換機能を提供し、地域ごとに価格調整が可能。

機能:
自動通貨変換機能で、国ごとにカスタムレート設定が可能。
基本機能は無料で利用可能。

料金:
無料プランあり、有料プランは月額 $9.95

おすすめポイント:
初めて多通貨対応を試してみたい場合におすすめ。無料で多通貨機能が試せるため、エントリーレベルのアプリとして使いやすいです。

https://apps.shopify.com/doubly-currency-converter?locale=ja

・Transcy: AI Language

概要:
自動翻訳と通貨変換機能が一体となったアプリで、多通貨と多言語管理を1つで完結できる。

機能:
AIによる多言語自動翻訳と多通貨自動変換。
UIのカスタマイズが可能で、サイトデザインに合わせた設計が可能。

料金: 月額 $29.90~

おすすめポイント:
多言語と多通貨の両方を一括で管理したい場合に便利。使いやすさと機能の豊富さが特徴です。

https://apps.shopify.com/transcy-multiple-languages?locale=ja

・BUCKS Currency Converter

概要:
通貨自動変換アプリ。リアルタイムのレートを使用し、シンプルで軽量な設計。
機能:
リアルタイムで為替レートを適用し、スムーズな通貨変換。
料金: 無料
https://apps.shopify.com/bucks-currency-converter?locale=ja

・Shopify Markets

概要:
国ごとに価格、通貨、税金を自動調整。Shopifyの高機能プランに標準搭載。
機能:
多通貨、税金設定、ローカルドメインの管理を提供し、グローバルマーケットに対応。
料金:
Shopify Plus(Shopify Plusは月額 $2000)
https://www.shopify.com/jp/blog/shopify-markets

3.クッキー通知・プライバシー対応アプリ

・Consentmo GDPR Compliance

概要:
GDPR(EU一般データ保護規則)およびCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)に準拠できるように支援するアプリです。特に欧州連合(EU)やカリフォルニア州の消費者向けに販売する場合、ユーザーの同意管理やデータ保護に関する法規制に対応することが求められます。このアプリは、クッキーバナーの表示、プライバシーポリシーの設定、消費者がデータを管理・削除できる機能を提供します。

機能:
クッキーバナー表示:訪問者にクッキー使用の許可を得るためのバナーを表示。
同意ログの保存:ユーザーの同意状況を記録・管理し、必要な場合に参照可能。
プライバシーポリシーリンク:プライバシーポリシーやデータ管理のリンクを表示し、ユーザーが自分のデータを管理できるようにサポート。
地域ごとのプライバシー対応:訪問者の地域を識別し、該当地域に応じた法規制の対応(EUやCCPAのみに適用など)が可能。

料金:
無料プラン:基本的な機能を提供。小規模なストアに適しています。
有料プラン:月額 $5 ~ $9.99。高度なカスタマイズ機能や地域別設定オプションが利用可能です。

https://apps.shopify.com/gdpr-backpack?locale=ja

4.国際配送と関税計算アプリ

※現地で倉庫契約をしている場合は、企業独自の配送アプリがある場合もあるみたいです。

・Ship&co

概要:
日本を拠点とする国際配送ラベル作成と関税計算アプリで、日本国内配送業者との連携に強み。

機能:
配送ラベル作成、自動追跡リンク生成。
日本国内の配送業者との連携、関税や税金の自動計算。

料金: 月額 $29 ~ $69

おすすめポイント:
日本国内での配送や関税管理に特化した機能があり、国内から海外へ発送するビジネスに特に向いています。

https://apps.shopify.com/shipandco?locale=ja

・Easyship

概要:
関税・税金計算、国際配送ラベル作成ができ、グローバル配送に対応。

機能:
関税計算、配送オプションの表示。
配送コスト管理と追跡機能で、配送体験の向上が可能。

料金: 月額 $29~

おすすめポイント:
国際配送に特化し、各国の関税設定を効率的に管理できるため、さまざまな国へ出荷を行う店舗に最適です。

https://apps.shopify.com/easyship?locale=ja

5.税務管理アプリ

・Zonos Duty and Tax

概要:
国ごとの関税や税金を正確に計算し、顧客に全体のコストを明示。国別の税率調整も可能。

機能:
国際関税やVATの計算。各国ごとに税率設定が可能で、顧客にわかりやすく表示。

料金: 月額 $50~$100

おすすめポイント:
正確な関税・税金計算が求められる越境ECにおいて重要。特に、複数国で異なる税金・関税に対応したいビジネスに最適です。

https://apps.shopify.com/duty-and-tax-calculator-iglobal-stores?locale=ja

・Shopify Tax

概要:
Shopifyに標準搭載される税務管理機能で、米国の消費税やEUのVATなど複数地域の税率を自動で計算・適用します。複数国や州の税設定ができ、手間をかけずに税金管理が可能です。

機能:
自動税計算:地域ごとに異なる税率を自動で計算。
免税設定:非課税対象商品や免税地域の設定が可能。
インボイス対応:VATなどに対応したインボイス発行もサポート。

料金: 無料(Shopify基本機能として含まれる)

おすすめポイント:
シンプルで手間いらずの税務管理。各地域の税規制に準拠。基本機能は無料。

https://help.shopify.com/ja/manual/taxes/shopify-tax

◆他の税務管理アプリとの違い
Zonos Duty and Taxのような高度な国際関税対応アプリと比べると、Shopify Taxは基本的な税務計算機能がメインであり、関税計算や特定地域に対する細かい設定には対応しません。
そのため、シンプルな税務管理で十分な場合にはShopify Taxが適していますが、国際的な関税や複雑な税務対応が必要な場合には、追加の税務アプリを利用するほうが望ましいです。

6.決済について

越境ECにおいて Shopify決済(Shopify Payments)や他の決済アプリ は非常に重要です。越境ECでは、さまざまな国や地域の顧客が利用しやすい決済手段を提供することで、購入完了率や顧客満足度を向上させることができます。

・Shopify Paymentsの利用(多通貨対応)

多通貨対応のShopify Paymentsは、特定の国で利用可能で、顧客がサイトで商品価格をその国の通貨で表示し、そのまま現地通貨で支払うことができます。
通貨の切り替えができることで、顧客にとって支払いがしやすくなり、コンバージョン率が上がる可能性があります。
低い手数料: Shopify Paymentsを利用すると、Shopify内での他の支払いプロバイダーに比べてトランザクション手数料が低くなります。

・PayPalなどの追加決済手段(国際的に普及している支払い方法の提供)

 PayPalやAmazon Payなどの国際的に利用されている決済手段も重要です。多くの国で普及しているため、これらを併用することで、幅広い顧客に対応できます。
信頼性の向上: 海外では支払い方法が異なるため、顧客がよく知っている決済手段を提供することで信頼を得やすく、購買意欲を高める効果があります。

・サードパーティ決済プロバイダー(地域ごとに適したプロバイダー)

Shopify Paymentsが利用できない国や地域では、サードパーティの決済プロバイダーの利用が有効です。Adyen、Stripe、WorldPayなどは国際的な決済手段を提供しており、各国の顧客が利用しやすい支払い方法を選択できるようになります。

・ローカル決済アプリの導入(現地の決済習慣に対応)

中国や東南アジアではAlipay、WeChat Pay、GrabPayなどが一般的です。越境ECで現地顧客にリーチしたい場合は、これらの決済オプションを提供するためのアプリを導入すると効果的です。

7.上記の内容を踏まえて、私が選んだアプリとその総額はこちら

1.多言語対応アプリ
Langify
料金: 月額 $17.50

2.多通貨対応アプリ
BEST Currency Converter
料金: 月額 $9.95

3.クッキー通知・プライバシー対応アプリ
Consentmo GDPR Compliance
料金: 中間値の $10 を使用

4.国際配送と関税計算アプリ
Ship&co
料金: 月額 $29 ~ $69
中間値の $49 を使用

5.税務管理アプリ
Zonos Duty and Tax
料金: 月額 $50 ~ $100
中間値の $75 を使用

月額合計: $161.45

※この合計金額が目安となりますが、アプリの詳細設定や追加の使用条件により、
料金が若干変動する可能性もあります。

まとめ

越境ECは多くのチャレンジがありますが、適切なアプリを活用することで、「決済」「言語」「通貨」「配送」の4つの壁を突破し、海外市場でもスムーズにビジネスを展開できます。これから越境ECを始めようと考えている方は、ぜひこれらのアプリを参考にして、国際市場に挑戦してみてください!



想いつなぐデザイン株式会社の代表をしております。飲食店様向けにデザインとブランディングを手がけ、「あのお店行ってみたい!」とお客様に思ってもらえる体験をデザインしています。
実は、ABEMAの『セカンドチャンスウェディング』にも出演していました。「あの人かも?」とピンときた方、ぜひSNSでつながってください。ちょっとした裏話もシェアできるかもしれません。笑
“人の想いを、デザインでつなぐ”——そんなミッションのもと、お店とお客様が出会うきっかけをデザインでサポートしています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!


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