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Vol.6 未来を切り拓く自立型人間とは②(2008/12/29)

前回に引き続き、「自立型人間」についてお話させていただきます。
長くなりますが、今年最後の「カリスマの目線」、最後までお付き合いくだされば幸いです。
   
自立型人間には、「5つの特徴」がありました。
①夢を描き、それを目標に変え、達成のための方法を考え最後までやりきる人。結果に対して被害者意識を持たない人。
②真面目・素直・本気・真剣・積極的・一生懸命で、心のコップが上向きの人。
③「心・技・体・生活」のバランスが取れている。健康・命・安全・家族を
自分で守る人。
④「意志の力」を持ち、仕事や目標に対して真剣に取り組み、結果を出す人。
⑤「愛の力」を持ち、人を助け、成果を分かち合い、人と仲良くできる人。

このような力を持つ自立型人間になり、現代社会をたくましく生き抜くため
には、どうすればよいのでしょうか。 「原田メソッド」で、その具体的な方法を提供しています。今号では、①と②についてお話したいと思います。

①夢を描き、それを目標に変え、達成のための方法を考え最後までやりきり、結果に対して被害者意識を持たないためには?
→「原田メソッド」では、「原田式 長期目的・目標設定用紙」を使い、頭の中でイメージとしてある「夢」を、文字に書いて「アウトプット」し、成功のシナリオを作り、具現性のある「目標」に変えます。
その目標をより達成に近づけるために、「なぜその目標を達成したいのか」
という「目的」を考え、自分の成功が誰かの喜びにつながるということを
知ります。(社会・他者への貢献)
自己分析を行い、自分の「成功・失敗のクセ」を知ることで、「成功の習慣」を意図的に繰り返していきます。
また、「期日目標」を決めることで、成功までの道のりをイメージし、小さな階段をひとつずつ登って行くように、確実に目標に近づいていきます。
毎日繰り返し行う「ルーティン行動」を自分の目標とリンクさせることで、より一層、確実に目標達成できます。
    
このように、自分で目標をみつけ、自己を分析し、毎日の生活の中の意味のある活動、成功に直結している活動事の精度を上げていくことが大切です。以上は「自分で」決めることなので、誰のせいにもしません。
「原田式 長期目的・目標設定用紙」1枚に、これらのエッセンスがつまっています。
    
②真面目・素直・本気・真剣・積極的・一生懸命で「心のコップを上向き」にするためには?
→「心のコップ」が上を向いていないと、いくら良い話やアドバイスをもらっても、いくら良い体験をし素晴らしい人と出会っても、それを受け止めることができません。心のコップを上向きにし、「真面目・素直・本気・真剣・一生懸命」な態度と姿勢を養うために、「原田メソッド」が提唱するのが「奉仕活動」です。
「奉仕活動」は、子供なら「学校」や「クラブ」と「家庭」で、仕事を持った社会人なら「職場」と「家庭」で行います。
「奉仕活動を継続できる」という状態は、「些細なこと」を馬鹿にしない態度を持っているということです。目の前の出来事、役割に対して真剣な態度で接し、主体的に積極的に取り組んでいきます。そして、職場や家庭でトイレ掃除や机ふきをすることで、感謝の気持ち、「ありがとうございます」と「おかげ様です」が育ちます。そして、心・環境から「すさみ」がなくなります。「心が広くなる」のです。
    
お子さんにおうちのお手伝いをさせ、「ありがとう。助かったよ」「毎日続けてえらいね」とおうちの方から声をかけられる、という体験はお子さんの「自己肯定感」「安心感」「感謝の気持ち」を育てます。

以上、原田メソッドを使った「自立型人間育成法」について、前半部分をお話させていただきました。
原田メソッドをまた試したことがない、という方がおられましたら、ぜひ、平成21年という節目を機に、試してみてください。

手始めに、②の奉仕活動はどうでしょうか?
大掃除のお手伝い、普段なかなか時間のとれないご家族やご親戚に対しての
「ありがとう」という気持ちを行動で表す。  それを1月1日、2日、3日、と続けてみてください。  些細に見えるかもしれない変化が訪れます。些細な変化の積み重ねを毎日繰り返すことで、大きな変化が訪れます。

「ちょっと変えたら大きく変わった」
  
来年も、皆様にとって、実り多い年となりますことを祈念しています。
ありがとうございました。
                                                                                      (感謝・原田隆史)2008年12月29日発行

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