日本の美しいモノたち【伊勢神宮】願っているうちはまだまだです。

御手洗川で身を清めてから参拝する。小学校の修学旅行で聞いた話です。

あれからずっと期間が空いて、伊勢神宮に再度参拝し始めたのは10数年ぐらい前のことです。

とある神社の宮司さんが誘ってくださったのです。
車に乗って5名で日帰りしてきたのです。

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鳥居をくくれば一気に空気が変わる神社は多いです。特に伊勢神宮はそうで、下宮はテキメンに変化します。

内宮のはあったかい感じ、下宮のはキリッとした感じを受けます。

なぜか、理由はわかりません。

神性を感じるのです。

ぼくは神社しかその感覚がなく、仏閣やその他の建物には無いのです。

まるで生きモノのようです。

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それ以来なるべく毎年参拝するようにしているのですが、毎回少しずつ感じ方も変わって、最近では変わる空気感を感じつつ、神様に感謝して鳥居をくぐるようにしています。こちらからなるべく素直なこころを置きにいく感覚です。

奉納。

感謝の奉納。

これをしています。

もらうばかりでは申し訳ないので、素直な綺麗にしたこころを納めたいと思っています。

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そのような気持ちを多く持つ人たちが集まる場所、つまり「いただく」のではなく、感謝の気持ちを「置いて行く」ところが、美しい綺麗な空気感を持つ場所になるのだと思うようになりました。

願っているうちはまだまだなんだと感じます。

生きとし生けるものが感謝している場所が、美しい自然がある場所だったり、建物だったりするのだと思います。