報連相は当たり前だがほしくないときもある
仕事で課題や問題がでた際に上司に
確認を仰ぎたくなるケースがあります。
報連相は仕事の基本です。
若手社員ならもちろんすべきです。
ある程度経験を積んだ中堅社員であっても
会社にとって損失を与えるような重要な事案は相談すべきでしょう。
しかし、相談しない方がよいケースがあります。
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それは上司が相談してほしくなかったと考えるケースです。
特に会社のルール的にやってOKかどうかグレーな決断を
しけなればならない場合がこれに当たります。
このような相談をした場合には上司は大抵NGの判断を下すでしょう。
なぜなら上司の立場ではOKとは言えないためです。
上司の意見は会社の意見となるため、
イレギュラーな前例は極力作るべきではないと考えます。
例えば、Aというケースではイレギュラーをしてもよいが、
Bというケースではイレギュラーなことをしてはダメだと
上司が意見を持っていたとします。
しかし、Aのケースでイレギュラーなことを認めてしまうと、
Bのケースでも認めざるをえなくなってしまう。
そのため公式の回答としてはNGをだしてしまうのです。
でも、相談された場合に上司は
「相談しないでこっそりやってほしかった」と腹の中では
思っているのです。
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とは言え、これはあくまで特別です。
「〇〇さんなら黙認したのに」と思ってもらえるような
信頼関係が築けているか。
そしてトラブった際に自分が泥をかぶる覚悟ができているか。
それがないのであればきちんと報連相をすべきでしょう。
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