小さなブレイクスルーが起こるには、自分にとって適度な〇〇があること。
⚪︎これどうしよう。。。からいつも始まる
大抵、引き取ってから「さて、これどうやって使おうか。。。もしくはどうやって直そうか。。。」が定番になっています。
「引き取ったはいいけれど、どうしよう。。。」から生まれたコンテンツは結構あります。例えば、建築余剰材を使ったカフェトレーや、古材を使ったカフェトレーは最たる例です。
そして、今回の「引き取ったはいいけど、どうしようシリーズ」は、、、、時計です。
外見が可愛かったので、
「もう壊れて動かないとしても、ディスプレイとして飾っておくだけでも絵になるなぁ!!直ったら最高だけど、修理依頼したら高くつくかもしれないから、まずは自分で直してみよう!!」
直らなかった場合の使い道はあるし、もし自分で直らなかったとしても山梨県内ではどこに時計の依頼をすればいいかもわかるし、今後のためにもなる。。。と、どちらにせよ勉強になると踏んで、引き取ることに!
もちろん、引き取った時点で販売価格の相場観もわかりませんし、それによって引き取り価格によって赤字にもなります😅それも踏まえて勉強です。
⚪︎まずは動くかどうかの確認
そして、隙間時間を使ってyoutubeやネット、chatGTPを活用して「ゼンマイ掛け時計」を調べまくる日々。
その結果、下のサイトが一番参考になりました↓大抵のことは、調べれば載っています(便利な世の中だ😂)。
ようやくすると、こんな感じになります↓🤔
1. 時計の取り付け
まず、時計を壁や柱などの安定した場所にしっかりと取り付ける。時計本体が垂直になるように、ぐらぐらせずしっかりと固定することが大切。
2. 振り子の取り付け
次に振り子を取り付けます。振り子の引っかけ部分が確実に固定されているかを確認してください。
3. ゼンマイの巻き方
準備が整ったら、ゼンマイを巻きます。文字盤を見て、右側が時間用、左側がボンボン(時を知らせる鐘)用のゼンマイ。ほとんどの時計では、右側は時計と反対回りに、左側は時計回りにゼンマイを巻きます(これは知らないと壊してしまいますね😅💦)。ゼンマイは専用の鍵で巻きますが、しっかりと差し込んだことを確認してから、ゆっくりと巻いていく。急がず、丁寧に巻くことが大切。
4. 時間合わせ
ゼンマイを巻き終わったら、次は時間合わせです。時計の針をゆっくりと時計回りに動かして、正しい時刻に合わせます。針を逆回しにしてはいけません。壊れてしまう原因になります。時刻がジャストのところでボンボンと音が鳴るので、音が鳴り終わるのを確認してから針を進めます(これも知らなかったら、壊してしまうパターンですね😅💦💦)。
5. ボンボンの音の調整
もしジャストの時間に鳴る音が正しい回数でない場合、時計の下にある針金のようなレバーを押す(または引く)ことで調整できる。レバーを動かすと、順番に正しい回数分音が鳴りますので、これで音の調整を行う。
6. 振り子の動作確認
最後に、振り子をそっと振って時計を動かします。振り子は優しく振るようにする。勢いよく振ると壊れてしまうことがあります。振り子を振ったら、時計の「コチコチ…」という音がリズミカルに左右均等になっているか確認しましょう。もし音がズレている場合は、本体を少しずつ傾けて音が均等になるように微調整します。
7. 定期整備
時計がしっかり動いているか確認できたら完了。もし、最近時計の調子が悪くなったり、ゼンマイを巻いても動かなくなったりした場合は、設置位置を再確認してみましょう。それでも改善しない場合は、機械が疲れているサインかもしれません。目安として、2~3年に一度は定期的な整備を行うことをおすすめします(これも知らなかったなぁ😅💦)。
ということで、手順通りにやったら動きました!!
⚪︎小さなブレイクスルーの起こし方
時計は専門外なので、引き取らないという選択肢ももちろんありました。ですが、
「これを乗り越えたら、今後は時計もちゃんと引き取ることができるし、また次に活かせるよなぁ」
と思ったんです。知らないことを知ろうとすること、やったことをないことをやろうとすることには、一定の負荷がかかります。つまり、めんどくさいんです😅💦
ただ、こういった小さなブレイクスルーが起こるには、自分にとって適度な「過負荷」が必要です。
小さなブレイクスルーのサインは「めんどくさい」。ぜひ、めんどくさいなぁーーーーと感じたら、ちょっと踏みとどまって、ちょっとだけでもいいからやり始めてみてください。一回やったら、あとは自然とやるのがクセになりますから😂