マルシェ出店も実はランチェスター戦略だった件
木下斉さんのvoicyで始まった新シリーズ、その名も「ジブン株式会社ビジネススクール」。
音声での学び(インプット)と、コメントやnote、実業での実施(アウトプット)を繰り返していくという、オンラインビジネススクールが開校したわけです。多分、Voicyパーソナリティでは初の試みなのではないでしょうか?
私自身、木下さんが不定期で配信される「ズバリ相談室」をきっかけに、
⚪︎マルシェ出店から初めて、少しずつ顧客を掴み、
⚪︎気づいたら築200年の古民家で店舗を構え、
⚪︎仕事が軌道に乗り始めた
という経緯があります。3年前は仕事ゼロの状態だったのが嘘みたいです(笑)。というわけで、早速入学しました!
◆ズバリ相談室でのアドバイスをもとに行動していった内容と結果については、下のマガジンに集約しています。ぜひ、読んでみてください😊
初回のテーマが「弱者の戦略・ランチェスター戦略」だったので、今までを振り返ってみた時に、「あぁ〜そういえば、これランチェスター戦略だな」というのを書き記していこうと思います。
⚪︎ランチェスター戦略って??
ランチェスター戦略とは、
日本の経営学者であるランチェスター博士(ランチェスターの原理に基づく)によって提唱された戦略的なビジネスアプローチです。この戦略は、競争における優位性を築くための理論で、もともとは軍事戦略に基づいていますが、ビジネスの領域にも応用されています。
ランチェスター戦略の基本的な考え方は以下の2つです:
ランチェスター第1法則(弱者の法則):
小さな市場や競争相手が少ない場合に有効な戦略です。この場合、資源が限られている企業が効果的に競争するための方法を示しています。弱者は、自分の強みを生かし、ニッチな市場や特定の領域に集中することで、優位性を確保することができます。例えば、特定の地域や顧客層に特化した製品やサービスを提供することが考えられます。
ランチェスター第2法則(強者の法則):
大規模な市場や競争が激しい場合に有効な戦略です。この法則では、リソースや市場シェアの大きさが重要であり、強者がどのようにして競争に勝つかを説明しています。ここでは、大規模な投資や資源の集中、効率的な運営が鍵となります。競争相手に対して優位性を確保するために、マーケティング戦略や技術革新、規模の経済を活用します。
この戦略は、実際のビジネスにおいてはマーケティングや営業戦略、資源配分などに幅広く応用されています。(webより引用)
大手企業とは違い、零細企業はリソース(人・モノ・資金etc)が限られているため、それをいかに集中して投下するかがポイントになります。
⚪︎マルシェ出店も実はランチェスター戦略だった
前振りが長くなりましたね😅😅
私の場合、マルシェ出店がランチェスター戦略の一つになっています。
基本的に、県内の古家具・古道具店を営んでいる企業や個人事業主の方々は、店舗を常時開けてそこに人を集めるようにしています。私も今でこそお店を構えてはいますが、他店とは立地も背景もリソースも違うので「完全予約制」として営業しています。
▼完全予約制になった経緯については、下の記事をどうぞ▼
予約制にすると、新規顧客の獲得にとても苦労するのですが、そこで「マルシェ出店」が活きてきます。
ここで、興味を持ってくれたお客さんが「もっと色々古家具を見たい!」となって、その場で来店予約をしてくれて後日来店するというのが必ず何件かあります。
また、何も「マルシェにたまたま来た人」だけがお客さんになるわけではありません。さて、他に誰がいるでしょうか???
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そうです!同じようにマルシェ出店している他の出店者さんです(笑)。
出店者さんの場合、「出店するときに使う什器を作ってほしい!」という依頼もあれば、実際に飲食店を営んでいる方もいるので「店舗で使う古家具を見にいきたい!」という依頼もあります。初めて出会う出店者さんにはショップカードやリーフレットを持って挨拶するようにしていますし、イベント出店し続けると、仲良くなる出店者さんはたくさんできるので、その方々の紹介で来店される方もいます。
⚪︎まとめると。。。
ランチェスター戦略当てはめると
局地戦 → マルシェやイベント出店
一対一 → 仲良くなったお客さんや出店者さん
接近戦 → 完全予約制での店舗に来てもらって、さらに仲良くなる
マルシェ関連でいうと、こういう形になると思います。何も最初から狙ってこういう形になったわけではありません😅😅
まずやり始めて、自分の性格やリソースを考慮して、修正を繰り返して、コツコツと結果が出るものを残していった結果、今はこのやり方で進めている。という感じです。
私の場合や、遺品整理や古家具類の販売といった業態ですが、他の業態にも落とし込めると思います。ぜひ、参考にしてみてください😊
そして何より、木下斉さんの「ジブン株式会社ビジネススクール」への入学、心よりお勧めします😊😊😊