【アップサイクル モノづくり】全く違う業界の人の視点は、本当に貴重!
昨日から神奈川県に滞在しています。初日は横浜にあるシェアキッチン付きコミュニティルーム「そらには」に足を運びました。今日は、そこでの話をしたいと思います。
⚪︎「そらには」とは?
⚪︎必ず会うようにしているお二人
神奈川の、特に逗子エリアに来るときは、必ずここに立ち寄って、とあるお二人に会って、今やっていることや今後進めていくことなどなど。いろんな話をするようにしています。特に、開発段階のアップサイクル品とかは、ここに持ち込んで、忌憚なき意見をもらっています(笑)。
その中の一つで、昨日は最近作った古材フレームの使い方の話になりました。
古材フレームは、2枚ガラスになっていて、表面が透明、裏面が模様の入ったガラスになっています。ガラスとガラスの間に、写真を入れたり、ドライフラワーを入れたり、絵を入れて飾るのが主な使い方。
壁掛け用の器具を裏面に取り付けてあるので、紐とかも使用せず、スッキリとした状態で使えます。
結局気に入ってくださり、購入していただいたのですが(ありがとうございます!)、「何を入れて壁に飾るんですか?」と聞いたら、全然違う答えが返ってきました。。。
⚪︎違う業界からの意見が、新しい価値を生む
「今度、ここでワイン会をやるんだけど、このフレームに、メニューを入れてメニュー表として使うことにするわ!ちょうど探してたのよ!!」
、、、その視点は全くなかったぁー!!!とお二人を前に叫んでいました(笑)。
「古材フレームは飾るもの」という固定概念が、私にはあったので、これは本当に盲点でした。固定概念恐るべし。。。
そこから
「メニューとして使うなら、木材の厚さはもっと薄くしてもいいなぁ」
「自立できるように、別途でスタンド機能をつけられるようにするもいいな」
「それも、うまく額縁に隠せるようにするとか。。。」
などなど、色々アイディアが出るわ出るわ(笑)。そして極め付けは
「このフレームに使っている木材とガラスは、
何年前のものでどんな古民家から引き取ったのか、
ちょっとでもいいからわかるようにしたらいいよ。
そういった経過した時間は変えないし、何より勝ちになるからね」
と。これ、以前voicyで木下斉さんが放送で「歴史資本が価値になる」という話をされてたなぁと思い出しました。
聞いているようで、実践できていなかった。。。早速、やることにします。まずは、小さく始めてみて、最終的には真鍮のプレートに彫り込んで、フレーム裏面に取り付けられたら、さらに良いなと思いました。
他にも、マルシェでの販売の仕方や、遺品整理の話など多岐に渡りましたが、「全然違う業界の人の視点」は本当に貴重だなと思った次第です。
古材フレームという「そのものの物質的な価値」は何も変わっていないですが、「こういう使い方ができる」という視点を持つことで、価値がガラリと変わります。お二人のマーケット感覚すごいな(笑)。
まとめ
神奈川滞在1日目ですが、初日から実に濃い時間を過ごせました!今日は、これから逗子エリアへ向かいます!