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箪笥にも色んなリメイク・アップサイクル方法がある。

古家具、古道具を引き取っていて、ほぼ必ずといっていいほど見かけるのが桐箪笥。感覚ですが、ダントツで1位です😅


古民家に必ず2~3竿はある、桐箪笥。嫁入り道具として有名。

このままでも素敵なのですが、デザイン上どうしても和のテイストが強くなり過ぎてしまうので、海外インテリアとなかなか馴染みにくいという点もあります。

今回は実際にリペア、リメイクして販売して嫁いでいったものや、実際に見ていて「この使い方いいなぁー」というのをご紹介していきます。



⚪︎自分がリメイクして販売したもの

実際に私が引き取ってきた箪笥で、リメイクして嫁いでいった(販売した)ものが、下の2つになります。手入れ前の写真も載せておきます。

その① 引き取ってきた当初の状態


ヤスリがけをして取っ手を真鍮製のものに交換


その② 引き出しがボロボロで取っ手もポロッと取れてしまっていた箪笥



引き出しは撤去して、アイアン脚を取り付けてオープンキャビネットに

箪笥その①は、桐箪笥だったので、ヤスリがけも難なく出来たのですが、箪笥その②は、表面がコーティングされていてヤスリがけに丸々1日かかりました😅

最近よくやるのは、ヤスリがけで木肌を表してあげる方法です。こうすると海外のインテリアにも馴染みやすくなりますし、取っ手を交換すると和の印象もさらに変わってきます。


⚪︎箪笥も色んな使い方がある

PinterestやRoomClipも頻繁に見て勉強するのですが、特にRoomClipは「実際に普段の生活でこんな風に活用しています!」というのが、よくわかるので参考にしています。

アクティブユーザー数は減少気味ですが、それでも蓄積されている写真は膨大にあるので、休憩時間や消灯前に流し見しています😂


鉄脚をつけて装飾金具は取り外してキャビネットとして


色が濃過ぎない箪笥をチョイス


子どもたちのおもちゃなどをしまう収納棚として


引き出し部分は撤去して、オイル塗装後にオープンキャビネットに!


同じ高さになるように調整してテレビ台に。


薄い色の箪笥の選んで、壁色と馴染むように


⚪︎見ていて勉強になるラフジェ工房

プロの家具職人が集まる、株式会社ラフジェ工房も、とても参考になっています。クオリティが高く「さすが家具職人さんだなぁー」と思いつつ、「このやり方とか、取り入れられないかな??」と思い至っては、自分の作業場で作ってみるを繰り返しています😊



3段桐箪笥の1番上の部分(ライフジェ工房HPより)


脚を加工して設置して、テレビ台に(ラフジェ工房HPより)


どれも元が箪笥とは思えないクオリティ!(ラフジェ工房HPより)



「この発想はなかった!」と思った事例(ラフジェ工房HPより)

引き出しの正面の面材だけを活かして、手前に開閉するフラップダウン式の収納に変身させた事例です。個人的には、これを最初見た時に「うわぁぁぁぁーーーーその発想はなかった!すげぇ!!」と独り言を呟いてました😂笑


天板とアイアン金具、脚を追加したキャビネットスタイル(ラフジェ工房HPより)


背面はマガジンラック(ラフジェ工房HPより)

このキャビネットも「上手いなぁー、さすがだなぁーー」と独り言を呟いた事例の一つです😂笑 このデザインなら、リビングの中央にあっても全く違和感が無く馴染みます。

まとめ

うちのお客さんでも「箪笥の活かし方がわからない。。。」と結構聞かれます。「こういうリメイクの方法がありますよ!」と事例を見せて、オーダーメイドの依頼を受けることもままあります。

実際に、今は箪笥をテレビ台にする依頼をもらって制作しています。

嫁入り道具として広まった桐箪笥。実は色んな使い方がありますので、ぜひ試してみてください😊

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