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童話で社会を考える

いろいろな社会問題を告発する難しい論述がある。それを新聞などがわかりやすく説明してくれるのだが、やっぱりまだ難しい。例えば、海洋プラスチックごみ問題に関する下の記事。

とてもよくまとまっていて、わかりやすいけど、これをすべて読んでちゃんと理解することができる人は社会全体の何%ぐらいだろう。
せっかくいいことを書いても、多くの人が理解できていないと、問題の解決に向かって世界は動きださない。
それで、海洋プラスチックの問題を童話として書いたのが、「くじらのぷうぷう」。

将来的に、絵本にしようと思います。
(2023年8月に、絵本「くじらのぷうぷう」(絵・山本久美子、イマジネイションプラス)として出版されました。そして、2024年7月には続編の「ぷうぷうとごみくじら」(絵・絵・山本久美子、イマジネイションプラス)が出版されました。2025年2月追記)

同じような構図で、たとえばホームレス問題。
ある時、ホームレスの問題について、「あの人たちは慣れてるから大丈夫だよ」と語っている人がいて疑問に思い、つくったのが「スズメのホテル」。この作品については、童話なんだから、もうちょっと楽しく、不思議な雰囲気を漂わせて書かなければと、ちょっと反省。

いずれにせよ、こんなふうな童話の書き方もあります。

注意深く読むと、くまのプーさんとか、いろいろな名作にも、
そうしたメッセージを見つけることができますよ。

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