目指せてたのかポケモンマスター
とうとうダイパのリメイクが発売された。
嬉しい…!!!どんな作品になるのか楽しみだ。
自分も小学生の頃夢中で遊んでおり、懐かしさから買おうと思っていた。
広大なシンオウ地方でのポケモン達との出会い…
全てにワクワクしたしとても楽しかった。
そしてみんな目指している
「ポケモンマスター」
少年達の夢であり大きな目標だ。
あの時の僕たちは一つの夢を追いかける仲間。
時にはポケモンバトル、時には相棒を託したり。
伝説のポケモンに夢を馳せ夢中でテンガン山を
駆け上った。
ギンガ団との手に汗握るバトル…最高だ…
これは買わなくては…!せっかくリメイクが
出るし新しいダイアモンド、パールを
遊びたい…!!!
思い出にも浸れるし最高だろう。。。
特に自分はポケモンバトルに熱を入れていて強いラムパルドを作るために100匹以上厳選し何ヶ月もかけて頭突きの化け物を完成させた。
苦労したけど作ることが出来てとても嬉しく
「もろはのずつき」でギンガ団を蹂躙…
そして滅ぼした。
無事チャンピオンになり、リゾートエリアに別荘
を立て安泰。
もう望む物は何も無い。
「地位」「権力」「圧倒的な""力""」
人が得られる全てを手に入れたんだ。
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10年とちょっとが経った2021年…
蝗害のニュースと紛争のニュースが耳に入り
調べれば調べる内に怖くなった。
あの時と同じ…
シンオウ地方の俺と同じだ…
そう…
自分がやっていた事はゲームの範疇では
収まらない、やってはいけない事をしていた。
外来種(カセキポケモン)の放流…
正義の名の元に人を傷つける偽善的な勧善懲悪…
悪である
厳選という名の元に生態系など考えず大量生産。
気に入らんステータスのポケモンは大量に逃す。
強いポケモンを交配して作り出し無理矢理戦闘
させる、禁忌だ。
ロケット団よりタチが悪い。
自分のカセットのシンオウ地方はズガイドスで
溢れて生態系が狂っている。
虫タイプのポケモンからすれば生き地獄。
キャタピーなどはズガイドスに蹂躙され絶滅危惧種に指定されているだろう。
血に塗れた親指で俺は何を操作していたんだ?
ゲームだから良いかもしれないが、生き物を好き放題生産し、弱い者は外に放り出す。
それを"ゲーム"とはあんまりだ、業が深すぎる。
しかも同じポケモンでも戦法が違う為何匹も所持していたので名前が同じだと見分けがつかなくて
間違えることが多々あった。
そこで特性と個体差で名前を付けていた。
例えば特性と「すながくれ」の攻撃が素早さが
高いガブリアスなら「すなAS」と付けていた。
最近、ひどすぎる。
ペットにそんな名前つけてる人なんて見たこと
無い、なんならポケモンは家族、友達と同様だ。
それを全く愛する気のない名前…
兵器と同列にポケモンを見てる証拠だ。。。
これが人だったら
自分は防御力のあるデブ「デブタラコB」になるし
ハラちゃんだったら素早い胸毛「胸毛S」となる。
正常な人間のやる所業では無い。
それを自分は平気で行っていた…
ぴかさん…(ピカチュウ)オレ…(ガブリアス)
俺は許されるのかな…
やめよう…ポケモンを買うのは。
もう自分はシンオウ地方に行っては駄目なんだ…あの楽園を汚してはならない…
でもポケモンの事は愛し続けていいかな…?
なあラムパルド…?
おっと!すまない…お前の名前は「ラムぞう」
だったな…すまねえ…
もうポケモンシリーズでは遊ぶ事は無いかも
しれない。
でもポケモンマスターになれない訳じゃない。
なぜなら、ポケモンバトルで強い奴、ポケモンを全て捕まえた奴がポケモンマスター無いからだ。
純粋無垢な心でポケモンと楽しんでる人…
それが…
ポケモンマスターなのだから…!
ポケットモンスター縮めてポケモン。
この星の不思議な不思議な生き物。
空に、海に、森に、街に、世界中の
至る所でその姿を見ることができる。
これは、ポケモンバトルで
最強を目指す“コウタ”の物語である。
コウタのパートナー“ガブリアス”を
はじめとする
たくさんのポケモンたちとともに、
今、無限に広がるポケモン世界への
冒険がはじまる。
さぁ…
夢と冒険と!
ポケットモンスターの世界へ!
レッツゴー!
今井でした。