2024 夏スク 講師と内容の感触
法政大学通信 2024夏季スクーリング講義雑感
経済学特講 (宇都宮 仁)
難易度はかるめ。授業はほぼ参考テキストの要約。レジュメあり。
テキストを自分で読んでから講義に参加すると暇すぎる。予習なしでも参加できる難易度、進行スピード。授業の内容は経営戦略を経済学的に解説する。ゲーム理論(囚人のジレンマ)、行動経済学の考え方を少しだけ。
試験は持ち込み可。問題はレジュメで対応する箇所を見れば8割は解けるかと。1問だけレジュメにない、授業中の解説を聞いてないと理解できないかも、という問題があった
毎日授業時間内の課題レポートの提出があるが、内容はそれほど重要でなく出席加点の要素かな、という雰囲気。
参考テキスト ビジネスエコノミクス は分厚くて持ち運びが大変だが、読みやすい本。初学者向け。
経済学特講 (中田 大悟)
難易度高め。担当講師は講師・話者としてのレベルが高いと感じる。テンポよく語り重要な部分に対するアクセント、強調などもうまい。生徒はテキストの知識はあるという前提で語る、語りたいという雰囲気がした。
ただ1点、イギリスの歴史はもう少しコンパクトにまとめてほしい。
授業の内容は社会保障、年金、生活保護に着目。それらを経済学の考え方でとらえる。教科書は読んで予習していた方がいい。あらかじめレジュメが電子データでアップもされているので初期の歴史講義が終わった後は、レジュメを流し読みする程度の予習は最低した方がいいかな
ほぼ毎日簡単な授業内課題レポがあります。10分程度なので数行程度で終わるものもありますが、考えてまとめる、ことが必要です。
試験は持ち込み不可。生徒のレベルを見て難易度を調整したり、得点をあげ(合格させ)たいという意図は感じるのでA評価はともかく単位の為の点数はとらせてくれそう。日々の課題レポートを復習しておけばだいたい解ける(はず)。
テキスト 社会政策 福祉と労働の経済学。
経済学の解説の部分が弱い気がするので、グラフで解説している箇所はネットなんかで別途解説読んだ方がいいかも。福祉政策の解説としては良書らしい。
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