法学(日本国憲法)2023 レポート課題の書き方の手引き:法政通信
政教分離について、という課題
法政大学通信のレポート課題。この2023年課題は日本国憲法のレポートとしてはよくある定番課題ですので、ググると他大学のレポートも大量にでてきます。そちらを参考にしても良いと思います。
注意点として、法学、特に憲法におけるレポートは最大判からの引用が多くなります。場合によってはレポートの1/3ほどが引用になることもあります。引用をいとわず、正しい記載で引用を行いましょう。
また、課題に「他の文献も参照して」という記載がありますので参考文献に教科書以外の参考文献を記載しましょう。定番のテーマですので憲法を扱った書籍ならまずこの内容を含みます。
問いの立て方 何と比較する?
レポートについて特に細かい指定がない場合、自分で問いを立てることになります。明治憲法と今の憲法、海外の憲法と日本の憲法、などと比較をするのが定番です。
政教分離の判断は? 目的効果基準
政教分離について調べると、その判断基準が目的効果基準やレモンテストと呼ばれるものであるとわかります。ではここでは目的効果基準について絞って取り扱うとします。まず、目的効果基準とは何かを述べましょう。目的とはなにか、効果とはなにか。そしてそれらがどうなると違憲(合憲)となるのか。目的効果基準の判例を引用し説明します。
具体的な結果である判例を探す
では目的効果基準についての判例を探します。合憲違憲を比較して述べた方が良いので、合憲判例、違憲判例を1つづつあげましょう。合憲の場合目的効果基準にどう判断されたのか、判例文から引用して説明します。違憲の場合も目的効果基準にどう判断されたのか、判例から引用し説明します。
序文 結論
本文の内容はこれまでのまとめで十分です。あとは結論です。結論が決まればおのずと序文も決まります(序文は結論の簡易紹介だから)。ここは個人で考えてほしいのですが、個人の意見を出さずに事実のみのまとめでも十分な合格点はとれるとは思います。
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