長時間労働と滅私奉公に支えられた日本の頭脳集団の現実 「霞が関のリアル」
中央官庁の人達と付き合うと、確かに夜遅くまで働いてるな、この人達と感じます。
霞が関で働く友人達も、特に国会開会中は地獄のようだと話しています。
国会議員の質問取りに追われ答弁書を作ったり、地獄のように働いてるよと
自嘲気味に話していました。
確かにこれではとても幸せな暮らしが送れないだろうなあと、
国のために頑張ると言う崇高な意思だけではとてもやっていけない、
そんな理想と現実の狭間を感じて、体壊すなよとしか伝えられませんでした。
この本でもまさにそんな日々奮闘する霞ヶ関の人たちの様子を記録しています。
特にコロナの影響をうける日々での霞ヶ関の実態を書いています。
基本的に霞が関の官僚たちの仕事が大変な状況には変わっていません。
コロナでさらに仕事が増えて、夜遅くまで滅私奉公で働き続け
家族からも心配され、自分たちでも今の職場の在り方がおかしいと分かっていながら
でも変えられずそのまま流されて
どんどんすり減っていく、
そんな様子がリアルに書かれています。リアルです。
自分の家族が霞が関に行きたいと言い出したら
現実わかってんのかと問いただしたいです。
私の友人たちも疲れて言ってますし、
日本の官僚、頭脳集団と言われた人たちの現実は
長時間労働と滅私奉公に支えられているということを分かった上で
それでもそんな官僚たちの生きがいとやりがいを支えていけるような組織にしないと
世の中全体が疲弊していくんだろうなというのを感じさせてくれます。
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