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二兎を追うもの〜漆黒写真館

そもそも最初に一眼カメラを買ったのがOLYMPUSのPEN(マイクロフォーサーズマウント)でした。
当時出始めでそれほど謳い文句にはなっていなかった気がしますが、今でいうミラーレス一眼ってやつですね。
それまではコンデジなどでごまかしてましたが、地方の取材で自ら写真を撮ってWebサイトを作る仕事を受注したのを機に購入したのです。

それからすぐに、以前から手を出そうか迷い続けていたカメラを趣味とするため、Nikonの一眼レフ(Fマウント)購入にいたったのです。

一眼カメラを使わない方のために補足すると、そもそも一眼カメラのようなレンズ交換式カメラにはレンズの接続部分の規格がいくつか存在します。
これがOLYMPUSのPENとNikonの一眼レフでは違います。
両方のカメラを所有するということは、同じ焦点域(撮れる範囲)でもカメラそれぞれにレンズも用意する必要があります。

昔からカメラには興味があったものの他にも色々趣味があったため、金銭面で破綻するな、と一眼カメラは自己規制の対象にしていました。
そして、なぜかそのころから明確な理由もなく一眼はNikonと自分の中で決まっていたのです。

が、取材の機動力など考慮して(一眼カメラの中でも小型の)PENも並行して使い続けようと。
そこから二兎を追うことが始まっていたんですね。
まぁ、今ではNikonのミラーレスも加わったのでマウント的には三兎を追うハメになってますけど。

で、貧乏なので注ぎ込むお金こそ少ないですが、それなりにマイクロフォーサーズのレンズとFマウント(フルサイズ、APS-Cとも)レンズの両方を増やしてきたしだいです。
何度もどちらかのシステムに統一しようか迷ったのですが、特に最近よく撮影するマクロ写真ではマイクロフォーサーズがあなどれないもので未だに手放せずにいます。

60mm(35mm換算120mm)マクロで3cmほどの花にも大接近

上のような近接撮影も手軽にこなして、かつセンサーサイズが小さいことで被写界深度の深い描写も容易に実現する、マクロ撮影にOLYMPUSユーザが多いのもうなずけます。

といっても自分は初代のE-M5とPENしか持っていないのですが。
マイクロフォーサーズの新しいカメラを買いたいと思いつつ、NikonのZシリーズも欲しい、なんならZマウントのレンズもほしい。
ただでさえ沼にハマるといわれるカメラ、その中でもめんどくさい沼にハマって抜けられずにいます。

結論「二兎を追うものは金がない」。
神様、宝くじでも当ててもらえないでしょうか。

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