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20歳大学生が春休みにワーホリした話
皆さんこんにちは!
この記事では、私が大学2年生の春休みに体験したニュージーランドでのワーキングホリデーのお話をご紹介します。
大学の長期休暇だけでワーホリをしてみたい!
ワーホリのために学校を休学したくない!
と考えている方の参考になれば幸いです。
私はどんな人
2003 年生まれ
東京の 理系大学 2 年生で 20 歳男性 です。
趣味:ゲーム、Youtube視聴、X(Twitter)
毎日が新しいことだらけの刺激的な生活に憧れがありました。
海外経験など
15 歳に中学の修学旅行で 1 週間イタリアへ行きました!
海外での生活を大学 1 年生のころから考えていたので、その練習も兼ねて 1 年前に奄美群島の離島で、3 週間農場で働きながら生活。
俗に言うリゾートバイトですね。
半年前にタイで数日旅行もしました。
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英語力
・英検準ニ級
・TOEIC 600 点台
・共通テスト英語 165 / 200
英会話教室には通っておらず、スピーキングは初級レベルです。
そんな英語力で大丈夫か…?(心の声)
ワーホリを志したきっかけ
海外での生活は言語や文化が違うため、毎日にスリルがあって楽しそうと思っていました。
それを実現するために最初に考えた選択肢は、以下の3つです。
① 旅行
② 留学
③ ワーキングホリデー
この中で唯一ワーキングホリデーがお金を貯めながら海外生活ができ、費用が抑えられて金欠の私にマッチしていると感じました。
1年前の奄美群島のリゾートバイトでうまくいった経験もあり、「自分ならいける!」という自信がありました。
【徹底比較】なぜニュージーランド?
私がワーホリをする国として求めた条件は以下の通り
英語が主に使われている
物価が高くない
治安が良い
航空券が安い
![](https://assets.st-note.com/img/1709796195295-jAEdNuzwBT.png?width=1200)
航空券は出発から半年前時点の最安値
シンガポールとオセアニア2カ国で迷いました。
シンガポールはワーホリプログラムに参加できる人が限られていて最低賃金が低く、オーストラリアはワーホリ申請料に 6 万円ほどかかることから、ニュージーランドに決定!!!
※ニュージーランドのワーホリ申請にかかった費用は3千円ぐらいで、最低賃金はおよそ2千円。 (2024年3月時点)
渡航前準備したこと
◉ 一緒に行く仲間を探す
一人で行くより日本人の仲間がいたほうが心強いので、いろんな友達に声をかけました。その結果、一人の友達がOKしてくれたので彼と行くことになりました!
◉ ワーキングホリデービザの申請
出発の半年前にビザの申請をしました。ニュージーランド移民局ホームページから。
◉ 仕事探し
「日本にいるうちに求人に応募しちゃおう!」
と普通は考えますが、NZに到着していない段階で仕事に応募するべきではないとされています。
というのも、到着すらしていない不確定な状態ではオーナーが採用してくれないからです。
ただ、今となっては日本にいる状態でも断られる前提で応募してみてもよかったなーと思っています。
私が仕事探しのために行った準備は、求人サイトを事前にまとめておくことです。
英語力が乏しい私は、必要とされる英語力が低い仕事を中心として、
□ ピッキング(フルーツの収穫)
□ ファーム(農場での家畜の世話)
□ ハウスキーピング(ベッドメイキングや清掃)
に焦点を絞りました。また、宿泊施設付きの仕事に注目しました。もちろん、宿泊施設が付いていない仕事にも応募しますが、住居を探す手間が省けるのであるに越したことはないです。
ここで、私が実際に使っていた求人サイトをご紹介します!
BackpackerBoard
バックパッカー向けの求人サイトで、私が最も多く応募したサイトです。
宿泊施設付きの求人も十分にありおすすめです。
PickNZ
ピッキングに特化したサイトで、宿泊施設付きの求人もいくつかあります。
NZdaisuki
日本人バックパッカー向けのサイトで、日本人のオーナーが求人しているものも多いです。ハウスメイト募集のような求人以外の情報も充実しています。
https://nzdaisuki.com/classified/job
Seasonal Jobs
求人数は少ないですが、宿泊施設付きの仕事の割合が多く重宝しました。
trade me や seek などの現地の人向けの仕事サイトも有名ですが、専門的な求人が多く、経験のない私が応募できる仕事がなかったためあまり利用しませんでした。
◉ 銀行口座開設
銀行口座はIRDの申請に必須なので必ず作りましょう。
いろんな銀行がある中、私はANZ銀行を選びました。口座維持費がかからず、窓口手数料以外無料なので。
開設の大まかな流れとしては 、
【国内】
① オンラインで銀行口座開設申込み
② 後日メールで、現地の支店に来る日を聞かれるので答える
【NZ現地】
① 泊まっているホテルから住所証明を書いてもらう
② 事前に予約した支店に行って銀行口座を有効化する
日々の支払いで役立つデビットカードもその場で作ってしまいましょう。
◉ 英文残高証明書
現地で生活して帰国するための十分な資金があることを示すために必要です。
出発から1週間以内に発行された本人名義の英文残高証明書で、約38万円(NZ$4200)以上の資金が確認できなければいけません。
私は今回のワーホリで証明証の提示を求められる機会はありませんでしたが、自分が普段預けている銀行の窓口に行って発行してもらいましょう。
◉ 保険加入
クレジットカード付帯保険では不十分なので、損保ジャパンの保険に加入しました。
到着して2,3日でやったこと
□ SIM購入
オークランド国際空港でSparkのSIMを購入しました。
eSIMにしたかったのですが電話番号付きのプランがなかったので、3ヶ月10GB電話番号付きのSIM (NZ$49) にしました。
□ 銀行口座有効化
日本で予約した日にANZ銀行の支店に行き1時間ほどで完了しました。
IRDナンバーの申請で必要になるBank Statement(銀行取引明細)の発行のやり方を聞いておくのも忘れずに。
□ IRDナンバー申請
IRDナンバーとはニュージーランドのマイナンバーのことで、収入から税金を支払うために必須です。申請にはニュージーランドの銀行口座が必要なので、現地に着いてから申請しましょう!
私はIRDを申請してから数時間で取得できました!早っ!
到着後すぐにIRDナンバーの申請を行うなら、NZに到着した日から仕事に応募しちゃってもいいと思います!
IRDナンバーを取得してからのほうがいいという方もいますが、IRDを申請中だとオーナーに伝えれば問題ないです。
こちらがIRDのホームページです。
□ 交通系ICカード作成
バスが現金やクレジットカードの支払いに対応していないので購入が必要です。
オークランド市内では AT HOP カード を購入します。地域ごとに使えるカードが違うので注意が必要です!
![](https://assets.st-note.com/img/1709976440751-UeI4jcnEuH.jpg?width=1200)
□ CV(履歴書)作成
NZ労働省がテンプレートを配布しているのでそれを参考に作りました。
私はNZに着いてから作成しましたが、日本にいるうちにあらかた書いておくべきだったと後悔…
CVを配ることも考えて日本で数枚印刷しておくと手間が省けて楽です。ただし、CVに記載する電話番号や住所は到着するまでわからないので難しいかもしれません。
NZのコンビニは日本ほど発達していないので図書館などの施設に行って印刷する必要があります。
【超苦戦】 仕事探し
ここまで長くなりましたが、今回のワーホリで私が一番苦しめられた仕事探しについて語りたいと思います。
結果から申し上げますと、ネットでの応募12件、直接CVを配った8件のうち…
一つも採用されませんでした。
…え???
なんでこの記事書いてるの??????
なんでもっと応募しなかったの????
私が準備をここまでしていたのにも関わらず、なぜ仕事をゲットできなかったのか。そして、なぜ 20 件しか応募できなかったのか。
以下、その反省点を実際に経験した私からの視点で皆さんにお伝えしたいと思います。
反省① 車を運転できなかった
NZは日本と違い、町同士が離れており小規模です。そのため、仕事先が都市から離れてしまうと住居やスーパーが無く、徒歩だけでは生活が難しくなります。
バス、ましてや電車などはまったく通っておらず、自分で車を運転することが生活に欠かせません。私はこれが原因で採用された2つの仕事を逃しました。
また、求人の条件として “ own transport ” という、自身の交通手段が必要だと書かれているものが多くあります。
私はこの条件がある仕事には応募できず、多くのチャンスを逃してしまいました。(泣)
もしワーホリを考えているなら事前に日本で国際免許証を取得するか、現地で運転免許証抜粋証明を取得することを強くオススメします!
私はペーパードライバーであるのに加えて、免許証を日本に置いていってしまったため、運転することは諦めました…
反省② ファームジョブに応募できないトラブル
私は事前に友達とファームジョブについて話し合い、応募するつもりでした。
しかし、実際に仕事を探し始めると、彼は動物が苦手でファームジョブをしたくないと言い出しました。
私は彼を説得しようとしましたが、彼は意見を変えず、結局ファームジョブを諦めることになりました。
ファームジョブは求人が多いため、このトラブルは私の仕事探しにとって大きな痛手でした…当時は本当に焦りましたね笑
反省③ 働ける期間が短い
レストランにCVを配ったとき、オーナーから直接、「5ヶ月続けられるならいいよ。」と言われました。もし、私がワーホリをする余裕が1年間あればと嘆きました。
レストランバイトの最初の1ヶ月なんてほぼトレーニングだと思います。そりゃこんな短い期間じゃ採用しませんよね。わかっていたのにいざ言われると辛かったです。
まとめ
結果的に私の春休みワーホリは仕事探しに阻まれ失敗に終わりました。
仕事の応募の幅をもっと広げていたら採用される可能性はあったと思います。また、他のワーホリのブログを見ると 5 つぐらい応募して受かっていた人も見かけるので運も悪かったのかなとか思ってます。
長期休みにワーホリを検討してる方の参考になれば幸いです <(_ _*)>
もし質問などありましたら、私のX : @ienokazari のDMまでお気軽にどうぞ。