正論よりも、常識よりも、『優しいものの見方』が人間関係をよくする②
前回の続きです。
前回、問題の本質は僕の心の中にあると言いました。
その意味を詳しく解説しますね。
◆自分が自分の行動を否定してしまうクセがある
他人からよく責められている気がするって人の多くは、自分を無意識に責めたり否定するクセがある人が多いように思います。
今回の僕の場合は、P社以外のブースからP社を売っている行動に少し罪悪感があり、なにか、いけないことをしていると思っているんですよね。
例えば、レストランで長い時間作業していると、長居している自分を長くい過ぎだよねと否定的に思ってしまうと、周りの店員さんも思っているように感じませんか?チラっと見られて目が合うと『まだかいるんかよ!』と思われているように感じたり、店員さん同士でヒソヒソ話をしていると『あの人まだいるよ!』って話しているように感じたりします。
逆に、いやあぁ~僕って偉いよね!休みの日にレストランで勉強して!と思っていると、周りの店員さんも尊敬しているだろうな!と思えてしまう。心で思っていることを目の前に映し出してしまうんですよね。
だから、売場で僕が自分の行動を心のどこかで『いけない事』と否定しているから、周りの人にも否定されていると思ってしまっているんです。そうすると今度は、自分が他人から否定されている証拠集めを始めるんですよね。探偵バリの行動観察眼で、ほら!僕が近くに行こうとすると離れた!やっぱり怒っているんだ!と証拠を集めまくるわけです。そして、普通に話しかけられなくなる・・・普段している何気ない会話をしづらくなるんですよね。そして、どんどん人間関係の距離が遠くなっていく~~(;_;)/~~~
これも、僕の心が作り出した否定から全てが始まっているんですよね。
自分が自分を否定する
↓
周りからも否定されているように感じてしまう
↓
話かけづらくなる
↓
人間関係の距離が遠く感じる
↓
孤立感しているような気がしてしまう
↓
憂鬱な気持ちになっていく
↓
他人の機嫌を取る人になっていく
↓
疲れる・・・((+_+))
じゃあどうすればいいのか?
◆自分を肯定すれば目の前の現実は違って見える
答えは、自分が自分を肯定してあげる『クセ』をつけること。
自分が自分の行動を肯定できるようになると、他人が自分を否定しているとはあまり思わなくなってきます。例えば、自分のことをめっちゃイケメンとか、かわいいと思っている人は、『他人は自分のことブサイク!と思っているに違いない!』と思ったりはしないですよね?
もし、ブサイクと思われらと感じても『あなた異性の趣味悪いですね!』って自分がブサイクとは思わないんです。
今回の僕の場合も同じなんです。今回の僕の行動を、自分が『僕って素晴らしい仕事するなぁ~』と思っていたら、周りを見てまさか自分が嫌われているとはあまり思わなくなります。みんな僕のこと凄いと思っているんだろうな~と、狩野英孝バリのナルシストを発揮してしまうわけです!
しかし、そうはいっても自分を肯定しても他人が不機嫌になることは現実にあるでしょう。
でもね、自分を肯定していると、不機嫌な人がいてもあまり不安ではなくなるんですよね。ただ目の前に不機嫌な人がいるな~、今日は機嫌が悪い日なんだなと思えてくるようになるんです、ええ~。
そしてもう一つ、僕と同じように行動している人を肯定してあげること。
素晴らしいな、凄いなと肯定することで、自分の行動もさらに肯定
できるようになりますからね。
いつでも、どんな時でも、自分が自分の味方でいることが本当に大切です。
是非、自分は嫌われやすい!なんて思っている人は、自分を否定するクセがないか自分の心を観察してみてください。
自分との関係 = 他人との関係です
自分を否定せず、自分との関係を良くできると、他人との関係も良くできるようになりますよ!
では、また書きます!
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