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母娘のプチ遠足記

それは突然だった。
「明日海に行かない?」
わたしがそんなことを言いだすものだから、娘は驚いて言った。
「ママ、大丈夫? 病んでるの?」
「えっ、アルミンなの?」(進撃の巨人が好きすぎる娘)

アルミンです

江ノ島の天気予報は午後から曇マーク、青い海が見たいし神社にお参りもしたいので午前中には到着したい。
朝が苦手な娘が6時くらいまでに起きることができて、わたしの突飛な気持ちが持続していたら遠足に行こうと決めた。


わたしは5時半ごろ、娘も6時過ぎに起き天気も良い。
「行こう!」
眉毛だけ描いてほぼノーメイク、水筒に冷たい紅茶を準備し、ビーチサンダルを袋に入れて、大事な家族であるくま、さる、こぐまも連れて家を出た。

最寄り駅から乗り換えなしで大船へ。そこから湘南モノレールに乗った。
レールの上を走るのではなく、上から吊っているのね。曲がるときに少し揺れてアトラクションに乗っているみたい。

何度も書いているが、わたしは海なし県人である。
遠くに少し海が見えるだけでテンションが上がって嬉しくてたまらない。

空なのか海なのか。少し海が見えているの。

駅からまっすぐ江ノ島に向かった。
まだ9時なのでお店も閉まっている。先に神社でお参りしよう。

背中や首に汗が流れる残暑きびしいなか、娘もがんばって歩いてくれた。
10時に開店するお店で朝ごはんを食べることを楽しみに足を動かし、1時間近くお参りしてまわった。

いよいよ朝ごはん、開店と同時に入店し、選びたい放題の席に迷って迷ってテラス席を選んだ。
室内はエアコンが効いて涼しいのだけれど、ここ「魚見亭」のテラスは景色が素晴らしいのだ。

少し富士山も見えた絶景席

生しらすと釜揚げのハーフ丼が食べたかったけれど、残念ながら生しらすがないとのことで釜揚げしらす丼を注文した。

スーパーで買うしらすより大きくてふっくらしていてやわらかい。塩味もちょうどよくて箸が止まらない。
小鉢はわかめと玉ねぎとイカの和え物、さっぱりおいしい!
青い海を見ながら最高の朝ごはんだ。
エイヤッと来て良かった。


せっかくだから波打ち際で足だけでも海に入りたい。
ビーチサンダルに履き替えて砂の上を進む。
波の音が心地よい。

たまにくる大きめの波がスカートを派手に濡らす。
娘とキャッキャ言いながら川では味わえない感覚を楽しんだ。
同行者の家族たちも楽しんだ様子。

きゃわ!
哀愁漂う?
この子、いい表情をする。昔は髪がふさふさだったのだよ。もう23年共にいる相棒です。

帰り道、「しらすピザも食べたかったね」と話していたら小さなピザを発見。

食べ歩き用サイズ、これぞ今求めていたもの!
ピザにはコーラ……近くのコンビニで初めて見るコーラ専用機でキンキンに冷えているコーラを買った。

近所にもほしい

小さいけれど大満足だよ、しらすピザ。
次回は普通サイズでお腹を満たしたい。

午前中だけの江ノ島遠足は終了。
帰りはかわいいモノレールに乗って帰りました。

車内で思わず賃貸物件を調べてしまったほど、楽しめた江ノ島旅でした。また来ようね。


家に着いたら嬉しいメールが入りました。新しいお仕事が決まりました。
思いつきで動いてみると運も開けるみたいです。

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小笠原ゆき
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