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旅のテーマは『東京タワーとスカイツリーを制覇する!』

地元の友だち親子が先週の土曜日にライブ参戦で上京した。それに合わせて、日曜日はわたしと娘も一緒に東京観光を楽しんだ。


小学6年生の息子くんの行きたいところ、食べたいものを聞きながら計画をたてることになった。
ハリー・ポッター好きな息子くんとうちの娘が楽しめそうな「スタジオツアー東京」に行く案が出ていた。
ホームページでチケットにまだ余裕がありそうだったので油断していたら、次に見たときには完売。おばちゃんやってしまった……

「ごめんね……どこか行きたいところある?」
申し訳ないと頭を垂れながら聞いてみると
「スカイツリー!」と元気な声が返ってきた。
わたしたち母娘も東京にきて1年半経つが、行こう行こう詐欺でまだ展望台まで行ったことがない。
スカイツリーに行くことは決定!

すると娘が、
「〇〇くんの好きなアニメとかどこかでコラボしていないの?」と発言。
彼の好きな『僕のヒーローアカデミア』が東京タワーとコラボして、謎解きゲームができることが分かった。
「行きたい!」と即答の息子くんから「今回の旅のテーマは東京タワーとスカイツリーを制覇する」だと伝えられた。

謎解きゲームのチケットを確認すると一番早いのが14時30分の回。この流れでわたしがスカイツリーの朝一のチケットを、友だちが東京タワーのチケットを取り、お昼ごはんはスカイツリーのすぐそばにあるくら寿司を予約し準備は整った。

朝7時、レンタカーを借りに行き自宅に戻った。
娘が準備できるまでやきもきしながら待ち、予定より20分送れて出発。だが日曜日なので道は空いていて、スムーズにホテルがある有明に到着できた。
友だち親子を乗せて、いざスカイツリーへ!

初対面の娘と息子くんだったが『名探偵コナン』の話で意気投合。アニメは年代も性別も国をも越えて友だちになれる素晴らしいコンテンツである。

早起きは三文の徳、スカイツリーの地下駐車場はガラガラでエレベーターの近くで駐めることができた。
入場口に向かうと、こちらは『呪術廻戦』とコラボ中。わたしもアニメ版を観たので、こちらのコラボにはワクワクした。

展望台につくと、曇り空ではあったが東京の街を見渡せた。地元の360°山に囲まれている景色とは違って、どこまでも続くレゴブロックをはめたような都会の風景に圧倒された。

だが景色より『呪術廻戦』の展示のほうに目がいってしまう。まだ人も少なく、写真も撮り放題だった。

お昼はスカイツリーのすぐそばにあるくら寿司へ。この店舗は「ビッくらギョ」というシューティングゲームができるのだ。
いっぱい食べてゲーム1回分の権利を当てた。
お会計を済ませていざ挑戦!

景品を2個ゲットして。いよいよ本日のメインイベント、東京タワーへ向かう。

車で移動なので少し寄り道して、雷門の前を通ったり、桜田門から警視庁の横を通る。
『名探偵コナン』好きの2人は警視庁にテンションが上がり、「ここに捜査一課がある?」とか話していて笑ってしまった。

美しいフォルムの東京タワー、こちらも地下駐車場が空いていて、今日は運がいい。
ゲームのスタート、子どもでも簡単に解けるものかと思っていたら、ヒントを見ないと全くわからない難問だった。

これは時間がかかりそうだ……
小学生の柔軟な頭がなかなかいいところに目をつけ、なるほどそれならば……大人のわたしが真剣に考える。
協力して謎を解いていき、3階、2階、1階、展望台とあちこち歩き回った。
疲れてきた娘は早くも「ギブアップ」と言うし、わたしの頭はフル回転。けっこう謎解きは好きなのです。
最後の難関を突破し時計を見ると、開始から2時間近く経っていて、急に肩や脚が重くなり10歳ほど老け込んだ気分になった。
タワーから出ると日が暮れかけ街の明かりがつき始めていた。

「帰りたくない」と言う息子くん、楽しんでくれたようでホッとした。
東京駅の丸の内側に送る。美しい駅の天井を見てもらい改札口で手をふってお別れした。
一緒に改札を通って新幹線に乗りたいって思うさみしさをぐっと飲み込んで車に乗り込んだ。

せっかく借りたレンタカー、こんな時こそスーパーマーケットに寄って1週間分の食材と5キロのお米を買って家まで運んだ。
車が当たり前の生活って便利だったよなぁ。
レンタカーを返し、15分歩いて家路についた。
よく歩く街、東京。しかしタワーの制覇には車が必要だったよね。

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小笠原ゆき
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