満天星を眺め、新緑のさわさわとゆれる音を聴いた4月9日

「だるま観音」として知られる岐阜市粟野の大龍寺。4月になると美しい光景が広がる。
すずらんのような可愛らしい花をつけるドウダンツツジが有名なのだ。

有名なことは知っていたけれど、拝観料を払って中に入るのは初めて。
誘ってくれた友人は「岐阜らしいところに行こう！」と選んでくれた。

彼女からのLINEには「満天星を見に行こう」と書かれていた。
恥ずかしながら読み方を知らなかった。
満天星でドウダン……本当に満天の星のように白く輝く景色がそこにはあった。

座ってゆっくり眺めた。風で揺れる新緑の木々の音を聴く。心が落ち着くいい時間だった。

お昼は豆腐田楽、いも田楽が有名な岩井屋へ。

二人で分けて、菜めしとおでんも食べた。
味噌味を堪能した。
息子に五平餅をテイクアウト、これまたおいしかった。

素敵なカフェもいいけれど、帰ってきてまた食べに行こうと思える素朴な味もいい。

彼女は陶芸家、素敵な作品を作り続けている。
いつか東京で個展を！　そのお手伝いができるといいな。

彼女の作品からインスピレーションを与えてもらって、私は小説を書きたいと思った。書き切る、絶対に。

もう一つ、4月9日の日記に書き足しておこう。
18歳になった息子の初選挙！
どうしても一緒に行っておきたかった。
選挙には行ってほしい。
候補者の情報を読んで、自分で選んで投票する。
ちゃんと行けて良かった。