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前頭側頭型認知症について
読みに来て下さり、ありがとうございます😃
今回は、前頭側頭型認知症について、少しお話します。
アルツハイマー型認知症は、認知症の中で世の中的によく耳にする認知症だと思いますが、前頭側頭型認知症は、あまり耳にすることもなく、知られていない認知症ではないかと思います。
この病気は、脳の司令塔でもある前頭前野を中心に傷害される病気です。そして、これは、3つの疾患の総称です。
1つ目は、行動傷害型前頭側頭型認知症で、別名ピック病とも言われています。
他人への配慮や、社会的ルールを守ることが出来なくなり、「わが道を行く行動」を、とるようになります。🚶
例えば、スーパーに行き、お金を払う前のパンを食べてしまったり、車の運転中に信号か赤にも関わらず、進んでしまったりします。
よく、ニュース番組で、スーパーの万引きに焦点をあてた特集を目にすることがありますが、高齢者が万引きと見なされ、警察を呼ばれたりする場面を見まことはありませんか?
もちろん、同じ高齢者でも万引きの常習者もいると思いますが、中には、行動傷害型前頭側頭型認知症の症状で、万引きのようなことをしてしまう方もいると言うことです。なので、スーパーの職員の方、警察官の方も、認知症のことを勉強すべきではないでしょうか。
2つ目は、意味性認知症です。これは、側頭葉を中心に傷害されるため、物の意味がわからなくなったり😔、会った人の顔がわからない、同じ人に見えるような症状がでます。
例えば、鉛筆を見ても、それが鉛筆とわからず、初めてみましたと言ったりします。
3つ目は、非流暢性進行性失語があります。一生懸命話しても、言い間違いが多く、話し方がゆっくりとなり、聞きにくく、たどたどしい話し方になります😥
初期の頃は、3つが区別されますが、進行するに伴い、症状が重なってきます。
前頭側頭型認知症のボインとは、善悪は、わかっていても、自分で行動が止められないと言うことです。
いずれにしても、家族や回りにいる人が、できるだけ早く、異常に気付き、病院を受診することをおすすめします🏥
最後までお読み頂き、ありがとうございました🍀
『年重ね、いつかは誰もが認知症』
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