映画「ホリック xxxHOLiC」を観て
先日、映画「ホリック xxxHOLiC」観に行ってきました。
蜷川実花さんの世界観が大好きなので、公開前から「絶対観に行こう!」と思っていました。
でも、あまり普段映画を観に行く習慣がないので、すっかり忘れていて。笑
その日の朝、急に思い出して、最寄りの映画館の上映スケジュールを検索。それで、昼間の上映がその日までで、翌日からは、夜のみの上映になることがわかったのです。
「え!まじか!」とびっくり!← 映画事情がよくわかっていない人。
ちょうどその日は、午後に子どもの学校に行かなければならなくて、午後の上映時間に行くのは無理。
「もう!ちゃんと早めに調べて、計画的に行けば良かったのに!わたしのバカ!なんで今日まで調べなかったんだ?!」って、落ち込みました。。
夜の上映時間に行くのは子どもがいるから難しい。
なので、他の昼間の上映が続いている映画館を検索。
行ける範囲のところが見つかって、一旦ホッとしました。
それから、いつ行くか、自分のスケジュールを見ていた時。
ふと、「今日の朝の9:25からの上映に間に合ったら最高なんだけどなあ」と思ってしまったわけです。
「もしかしたら、今日上映スケジュールを知るのが、わたしにとってのベストだったのかもしれない」と。
映画館までは、自転車だと15分くらいで着く。
しかしあいにく、その日は朝から雨。
子どもは相変わらず、だらだらと朝ごはんを食べている。
今から準備しても間に合わないかも。
…
…
でも、今日行けたら最高!!!
というわけでワクワクしちゃったので、「どうしても無理なら諦めたらいいし、トライしよう!」と決めました。←大袈裟 笑
でも、子どもは相変わらずだらだらしているし、雨は降ってるし。
結局、9時過ぎに、歩いて映画館に向かうことに。
いや、まじ、はっきり言って絶対間に合わない時間。
いつものわたしだったら早々に諦めるレベル。
でも、もうその頃には「今日行くのがベストだもん♪信じるもん♪」というモードになっていたので 笑
雨の中、小走りで向かったわけです。
最近こういうときに唱える呪文が
「必要なことは起こるし、必要でないことは起きない。ただそれだけ」
今日のわたしに必要なら、間に合うし、必要ないなら、間に合わない。
今のわたしにできることは、自分のできる範囲で急いで行くことだけ。
他人から見たら、どうでもいいことこの上なし!なんだけど、間に合うかどうかゲームのように、とは言え、息切れしながら、向かったのでした 笑。
結局、上映開始時間を10分ほど過ぎて映画館に到着。
ギリギリ過ぎやろー!と思ったら、
まじで!ほんとに!
わたしが、ゼイゼイしながら席に着いた瞬間、映画がはじまりました。
そのタイミングにまじでびっくりした!
わたしが着くの待っててくれたの?みたいな ←あり得ないのはわかってる笑
おかげで、全編ゆっくり観れました!!感謝!!
映画は、期待どおりの映像美で、画面越しでも匂い立つような、ふんだんに使われた花々と世界観に心を奪われました。
柴崎コウが、ほんとうに、いちいち美しい!!
原作は読んでいないのですが、映画としては、ちょうどいい感じのストーリー展開でした。
構想10年で実現した思い入れのある映画だと監督がおっしゃっていましたが、驚くほど今の時代にぴったりのセリフの数々で、時の采配の妙に鳥肌が立ちました。
この映画、登場人物の外見が魅力的なので、そこに目がいきがちみたいだけど、若い子たちにちゃんと観て感じて欲しい!!
世界の真実が散りばめられているから!
自分で自分を愛すること。
自分で考えること。
自分で選ぶこと。
自分で世界を創ること。
善も悪も、言葉は同じことを言っていた。
でも、それを具現化したとき、エネルギーが違う分、大きな違いがあった。
その見た目の心地よさに溺れるか、
自分のハートに従うか。
自分ですら、自分だけのものではない。
だとしたら、これからどう生きるのか。
いろいろ問いかけられました。
そして、ささいなことでも、自分のハートに従って、信じて、トライすること。その大切さを実感しました。
映画、昼間に行きたいなら、公開から2週間のうちに行かないとですね〜!それも学びました!笑