![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161219680/rectangle_large_type_2_7cc117380ac78124124de17224e0f54d.jpeg?width=1200)
番犬注意でよいのではないか?WARNING protected by guard dogsの看板の意味
「WARNING protected by guard dogs」の看板が私の住む住宅街の中の通りに面したプレハブ倉庫用のような事務所の壁に貼ってありました。
意味は「番犬注意」です。
しかし、なぜ、わざわざ英語表記にするのか?理解に苦しみます。
ちなみに近所に英語母語話者の居住者はいません。仮にいたとしても、極めて少数のはずです。
この看板は事務所の居住者が自ら作製したものではなく、お店で売っている商品のようです。その看板を制作している店の商品案内では「おしゃれな感じ」と書かれていました。
ファッション感覚で自分の自宅内に貼っておくには何ら問題はないと思います。しかし、自宅の外で通りに面した通行人が目にするようなところに貼るのは、看板の意味が通行者に正確に伝わらず危険なのではないかと思います。
「番犬注意」と日本語で書かれているのであれば、すぐさま犬がいる。吠えられるかもしれないから少し離れるなどの行動が取られるかもしれません。しかし、英語でWARNINGと書かれているその看板を見て即座に内容を理解できる人は多くないと思います。そのような人が、興味本位で看板に近づき、その結果、犬に吠えられてびっくりすると思います。
単なる驚きならば、まだ許せるかもしれません(私は不愉快ですが)。
しかし、転んで怪我をした場合はどうするのでしょうか?
看板を公に掲げるのであればファッション性より看板の中身を正確に伝えることが重要だと思います。その伝える言語をなぜ英語にするのか、米軍基地内の住宅街や施設、英語村のような場所ならば英語表記の看板は必要なのかもしれません。しかし、日本の一般住宅街の公の通りに面した場所に掲げるのは全く無意味であり、かえって危険だと思います。