SixTONESの関係性を創る森本慎太郎の素直さ|評価すべき心理的安全性の高さ
1人目は最年少、森本慎太郎。
森本慎太郎といえば、以前に「俳優」という切り口でのポテンシャルについて記事を執筆した。
個人として戦える実力の持ち主である一方、SixTONESという団体の中では「大切な人を素直に大切にする」彼の良さが存分に活さかされている。
「俺、すぐに顔に出るんですよ」と語る、彼の素直さがSixTONESの関係性の秘訣。
SixTONESの心理的安全性の高さ
SixTONESはジャニーズ一心理的安全性が高いグループだと思う。
心理的安全性とは、近年組織マネジメントにおいて重要視されているキーワードの一つで、組織においてどれだけ安心して居られるかを測る心理学用語。
SixTONESのYoutubeを見ていると、いつの時代も1人1人が安心して発言しているのを感じる。
「これを言ったら誰かを困らせるかな」「これを言ったら誰かに反対されるかな」などを考えず、各々が自由に発言している。
SixTONESはYoutube配信において本編の他に「コミュニティ」欄で1分程度編集無しの映像をUPしている。ほぼ編集無しの映像のため普段の6人の様子がより良くわかる。
■次回の企画に関するアイデアを出し合う様子
心理的安全性が高いチームは
・チームへの愛着が高く離職率が低い
・新たなチャレンジに前向き
・メンバーからのアイデアが出やすい
・収益性が高い
など挙げきれないほどのメリットがある。
つまりどの活動においても、心理的安全性が高い方が成果が出やすいということ。
実際、彼らのYoutubeチャンネルは2023年1月時点で186万人の登録者数を誇り、ジャニーズ内でも嵐・SnowManに続く数。(グループのチャンネルのみでカウント)
彼らが今、売れている理由の一つは、組織の風通しの良さ。
優しさを間違わない男・森本慎太郎
以前、森本の記事を執筆した際に、「森本の自然で些細な気遣い」について執筆した。
周りの状況を俯瞰してみて細かな気遣いをする一方で、時にSixTONESのメンバーに向けて力技で「こっちの方がいい!」と言うこともある。
SixTONESがYoutubeチャンネルを開始した2018年、彼らはプライベートでは会わないことを公言していた。
その頃から森本はずっと一貫してメンバーのことを「ともだち」と表現している。
最初は他のメンバーも「友だちだと思ってるの!?笑」なんてツッコんでいた。
それが2022年配信されたYoutubeでは「友だち6人グループ」と松村が自分たちのことを表現している。
森本の一貫した姿勢がメンバーの意識までも変え、SixTONESの組織風土にも影響を与えているのが良くわかる。
森本は優しさを間違わない。細かな気遣いを持ちつつも、「絶対にこっちの方がいい!」と思ったら強く意思決定をする。
その彼の姿勢が、SixTONESのチーム作りに影響を与えている。
■SixTONES【アポなしキャンプ旅】「仲良し6人でBBQしてるだけだから!」美味しいBBQ編~06~
ライブパフォーマンスにおける素直さ
森本は愛情表現も素直だが、ライブパフォーマンスでもその素直さは全開。
現場で感じたことをそのまま表現するパフォーマンス力もある。CD音源とライブパフォーマンスが全く異なるギャップを持つ人でそれが楽しみでもある。
SixTONESがYoutubeで配信しているライブパフォーマンス映像でその姿は存分に楽しめる。
特に2022年SixTONESを象徴する1曲となった「WHIP-THAT」の冒頭のフェイク。このアレンジが聞けるのはライブならでは。たった6秒で観客のボルテージを上げる。
何より、森本本人が楽しんでいるのが良く伝わる。その姿がファンにとって何より嬉しいのだ。
■SixTONES –「S.I.X」from LIVE DVD/BD「Feel da CITY」(2022.1.6 YOKOHAMA ARENA)
素直さを表現する男気と実力
森本は常に「まずは自分が楽しむことを大切にする」と語っている。
2021年に放送されたRIDE ON TIMEでも「自分がどれだけハッピーでいられるかを大事に生きているので」と再三。
■「RIDE ON TIME」シーズン4 episode2
その素直さがメンバーの関係構築やパフォーマンスにも存分に生きている。
「ファンの期待」と「自らの理想」
これまで相反していた二つを緩やかに統合していく、
自らの手でコントロールしていくのがSixTONESが提案する新たなアイドル像だと前回記事で書いた。
それを第一線で体現しているのが森本。
今のSixTONESがあるのは、森本慎太郎の素直さのおかげ。
アルバム発売を記念して、SixTONES特集を開催!
下記スケジュールで投稿予定です。
※タイトルは仮題です
※投稿スケジュールはあくまで予定です
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海瑠‐uru‐ | フリーランスライター・インタビュアー
日本のドラマ・映画を中心としたエンタメ記事を執筆。
ヒトやモノのこだわりを見つけ出す・聞き出す記事を書いています。