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四国九州キャンプツーリング 旅レポ 2023-05

はじめに

「町道瓶ヶ森線」(通称 UFOライン)と中津山にある「天空の林道」を走りたいという目的でキャンプ道具を積んで鹿児島から四国へ行って来ました。今回の旅での制限事項は下記で出発。

1・有料道路を使わない。
2・GoogleMapを使わない。
3・1000円以下のキャンプ場(雨天時除く)
4・キャンプ道具を積んだままダートを走らない。

非常時には制限を解除して対応する予定ですが、とりあえず、こんな感じのスタイルで行って来ました。旅の予算は決めてませんでしたが、1週間あたり3~5万円ぐらいかなと予想していました。雨天時は仕事をするため、ホテルまたはライダーハウスに泊まる予定です。

結果から言うと、GoogleMap は 松山と久留米で使ってしまいました。松山は仕事だったので仕方がないかなと思いますが、久留米でどうしても場所が分からず使ってしまいました。旅先の市街地ではGoogleMapがないと、さすがに難しいですね。。

旅レポ

2023-05-08 (鹿児島~大分)

鹿児島県の大隅半島から出発。高速道路(無料区間)の東原ICから入り、串良JCTで都城へ行くつもりだったのに、間違えて志布志の方へ行ってしまう。出発早々に道を間違えるという、ゆるゆるな旅のはじまり。「そうそう、これこれ、こんな感じだったなぁ」と、今までの旅を思い出して思わず笑ってしまった。

都城志布志道路でリカバリして財部まで走り、都城霧島公園線を北上して、朝霧ロードで国道10号へ。中部グリーンロードを走り西都原まで、この辺りは記憶あやふやなのでどういうルートで入ったか忘れましたが、尾鈴サンロードに入って走っていると、ガソリンが怪しくなってきたので国道10号に戻り、「道の駅 つの」で休憩とガソリン給油。都農ファームカフェあたりを走って尾鈴サンロードに戻って北上。日豊グリーンラインに入り走りきる。ということで、広域農道をはしごして市街地を回避し、延岡までやってきた。

食材を仕入れようと10号線を走り「道の駅 北川はゆま」で食材を仕入れる。延岡から北川までの区間は、めぼしいスーパーが見つからなかったので、延岡で無料高速を使って北川ICまで走ればよかったかもしれない。さっそく店内に入ろうと、マスクを付けようとしたら紐が切れていた。「なんと不吉な・・・・」。一瞬そう思ったけれど、とりあえず、見なかったことにした。

コロナ5類になった当日だったので、あまり気にしないことにして、そのまま中に入りマスクを探すことに。しばらく店内を探すも、なかなかマスクが見つからず、定員さんに尋ねたところ「布製ならこちらに・・・」と案内された。柄がいまいち好みのものがなくて、どれにしようか悩んでいたら、定員さんが「キャンペーンで配布してたマスクが余っているのでよかったらどうぞ・・・」と、白いマスクを手渡してくれた。そのやさしさに感動。初日から縁起の悪い旅になりそうな不穏な空気だったけれど、そんなことはすべて払拭し、感動いっぱいの楽しい旅の予兆となった気がする。

その後、10号線を走り326号線を使い「ととろ入り口」の信号を左折して道なりに走りトンネルを抜けた先にある中岳キャンプ場へ到着。宿泊は私だけの貸切状態ソロキャンプ。なんという贅沢と思ったのもつかの間、メガネを忘れてきたことに気付く。コンタクトはあるので、まぁ、なんとかなるだろう・・・。

道の駅 北川はゆま
中岳キャンプ場

2023-05-09 (大分~久万高原)

メガネを忘れて困ったことは、夜中トイレに行ったとき、洗面所にいた蛙が急に跳ねて、状況を把握するのに時間がかかった。あとは、テント内で物を探すのに少し手間取るくらいなので、特に問題はないようだ。

中岳キャンプ場から326号線に戻り北上。502号線で臼杵へ向かい、217号線を走り「佐賀関」まで。ちょうど到着したときにフェリーが出発していた。10時のフェリーに乗り三崎へ。三崎へついたら、とりあえず「じゃこカツ」。じゃこ天よりじゃこカツがおいしいと10年ぐらい前に教えてくれた和歌山のライダーを思い出しながら食べていた。

佐田岬へは寄らず197号線を爽快に走り、伊方を抜け378号線に乗り換え「夕やけこやけライン」を走る。これほど海が近い道は初めてで思わず動画を撮り、後続車両は全部譲って景色を見ながらだらだら走行していた。車道から釣りをしている人いたらどうしよう・・・そんなことを思いながら走っていると「道の駅ふたみ」に到着。そこから右折して「銚子ダム公園キャンプ場」を下見がてら行ってみようと思っていたのですが、夕やけこやけラインの伊予までの道を走ってみたくなり予定変更で伊予に到着。23号線を走っていると「えひめ森林公園」という案内板が出てきたので、通ってみることに。

予約が必要だけど無料ということなので気になっていたキャンプ場。道順だけ覚えておこうと思い「えひめ森林公園」に到着。そのまま道なりで33号線に行こうとしたら予想以上に疲れる道でぐったりしてしまう。

銚子ダム公園は諦めて抜けた先の33号線を南下し、久万高原まで走る。コープで食材を仕入れ久万高原キャンプ場へ。アルパカがいるキャンプ場ってことでワクワクしていたのですが、値上がりされていたので千本高原キャンプ場に移動してテントを張って食事を済ませ就寝。

千本高原もトイレにウォシュレットがあるほど整備されていて、とてもいいキャンプ場だったのですが、久万高原キャンプ場のキャンプ代が1000円と環境整備費500円の1500円。キャンプ代は1000円だから、予算内ということにすればよかったかな。と、ちょっと思ったり。理由は、アルパカが・・・。

じゃこカツ
佐賀関
九四フェリー
夕やけこやけライン
千本高原キャンプ場

2023-05-10 (瓶ヶ森林道)

久万高原をなめていました。南国育ちには過酷な場所でした。来る途中にあったスキーランドという看板を、見てみぬふりしたのは間違いでした。そんなことを思うほど寒かったです。おかげで早起きが出来たので瓶ヶ森へ向かうことにしました。

カッパまで羽織って防寒対策してから出発。12号線を東へ走り494号線で石鎚スカイラインへ。寒さに耐えながらですが、爽快に石鎚スカイラインの峠道を駆け上がります。景色もよく、道もよく、たまにくるタイトコーナーがこれぞ峠って感じで楽しく走る。終点にある土小屋の奥に隠れている「町道瓶ヶ森線」通称UFOラインに入る。

5年以上前から来たいと思っていたのですけど、バイクで来る機会がなかなかなくて、今年こそは・・・と思ったらコロナになって躊躇していて、去年はコロナも落ち着いてきたので、荷物を積んで準備万端。あとは晴れを待つのみ。と意気込んでいたら、怪我した猫を拾って介抱して過ごしていました。その猫も暴れまわるほど元気になったので、コロナが5類になったタイミングで走りにきた感じです。ということで、念願の瓶ヶ森を走る。

これは、なんと非効率な道なのでしょう。景色を見てばかりでなかなか先に進めません!進んでは眺め、進んでは眺め。そんなことを続けて、ようやく瓶ヶ森登山口に到着。トイレをすませて、これ以上の絶景はないだろうなと思いながら先へ進むことに。

本当に謝るしかない。申し訳ありませんでした。まだまだこんな絶景を用意していただいていたとは、大変失礼いたしました。そう言いたくなるほどの絶景ロードが続いていた。気がついたら眺めてる。そんな感じで道を進みます。

瓶ヶ森第一号林道という分岐のあたりまで進み、ベンチに腰掛けて絶景を楽しむ。5分ぐらい眺めていると「あぁ、もう、どうでもいいや」という気分になった。特に悩みがあるわけではないのですが、何故かはよくわからないけど、どうでもいいやって気分になるんです。たぶん、何かに満たされて。

そこから194号線へ向かう道の後半は普通の林道の景色に戻って、対向車にパトカーやバスが来たりして、すごく気を使う道になってしまい、くたくたになってしまう。ガソリンスタンドを探そうと南へ行ってみたのですが、一番近いガソリンスタンドが閉店していて、仕方なく「にこ淵」の先にあるガソリンスタンドで給油。せっかくだからと「にこ淵」によってから、大森川ダム周辺の林道を散策。ぐるっと林道巡りをしてから帰路に。

多少迷子になりながらも439号線へ入り、だらだらと久万街道を走る。昨日行ったコープで食材を仕入れ、ホームセンターで使い捨てカイロを買ってから、千本高原キャンプ場へ帰還。

寒さ対策として湯たんぽを使って凌ぐつもりです。飲み終わったペットボトル(500cc)に70度ぐらいのお湯を入れて、チャック式で全体がすっぽり入る100均の保冷ケースに入れ、ほんの少しチャックを開けて完成。寝袋の足元に入れれば、ぬくぬくと快適です。注意点は同じペットボトルで何度もしていると劣化して亀裂が入る可能性があるので、使い捨てた方がいいかもしれません。

面河川
町道瓶ヶ森線
おまわりさん
バス
にこ淵
大森川ダム周辺林道

2023-05-11(天空の林道)

寒さ対策のおかげか夜中はぐっすり寝れました。キャンプをしていた静岡のライダーと少し話をしたあと、テントを張りっぱなしで出発です。第二の目的地「天空の林道」を走る。ということで、千本高原から33号線を使って南下して面河川沿いの休憩所で道順を調べる。こういうことは出発前にしておくべきなのでは?なんてことも考えますが、現地で調べた方が楽しいので、いつもこういう感じです。だいたいこの辺というのは調べておきますけどね。

33号線を走り続け363号線に入ったら中津川渓谷を通り過ぎ、夢の森公園や吾川スカイパークを通過して、舗装林道を上り続けます。この道でも景色がいいのですが、舗装なので目的の道とは違うはずです。ううーん。と思いながら走った先に鳥居が見える。パラグライダーのなんたらって小道があって、道なりに走り山頂についたころに、右側からバイクの音が聞こえた。ふと目を向けると、さっきの小道の先にあるダートをオフロードバイクが走っているのが見えた。ようやく来たぜ、天空の林道! そう思いながら、楽しそうに走っているオフロードバイクをしばらく眺めていた。

いざ、天空の林道へ。入ってすぐは下りのコーナーで視界から見えるのは道と空。道の淵が分かりづらい・・・。すべって転んだら崖下じゃないかこれは・・・。そんなことを考えながらノロノロ運転で下っていく。ふと振り返ると自分の走ってきた道が、まるでアニメ映画に出て来そうな景色に見える。ということは突き当たりで「バルス」と唱えると・・・と、くだらないことまで考えてしまった。

途中、登山道らしきものがある辺りから路面状況が変わり、普通の林道のような路面になる。たまにある水たまりを交わしながら走ると、岩が多少転がっている少し荒れた路面になった。かまわず進んでいくと行き止まりになっていた。とりあえず、パンとコーヒーで休憩してから来た道を戻る。帰り道も来るときと変わらずハイテンションで走っていた。絶景林道、恐るべし・・。

吾川スカイパークまで戻ってくると、林道みたいなのが見えたので入ってみることに。最初はほどよい林道が続く、しばらく走るとイノシシの罠が設置してあって、それを過ぎた辺りから路面が急変。車もバイクも走った形跡のない、ただならぬ林道に。案の定というべきか最終的には行き止まりになっていたので戻ることにしました。

33号線まで戻ったら自販機で水分補給をして、キャンプ代を払うために「道の駅 天空の郷さんさん」へ。着いたのは18時だった。受付は17時までだったようで、未払いのままキャンプ場へ戻り三泊目をすることにしました。

それはそうと、天空の郷さんさんで売っていたベーコンとスパイスが絶品だった。旅をしているときに食事の大半は飯盒炊爨で普通に米を入れて内蓋に肉と野菜を入れて食事をすましているのだけど、食べ終わった後、しばらく放置していた内蓋で固まっていたベーコンの油の色が純白で驚いた。新鮮な肉の証拠ですね。やたらうまいベーコンだと思ったけど、そういう訳だったのね。スパイスもクロモジが入っていて添加物なし。調べてみたらネットで売っていた。「まんてんスパイス 森のクロモジ」ふるさと納税でもあるっぽいので、今年からこれを頼むことにしよう。

面河川沿いの休憩所
中津明神山から見た天空の林道
天空の林道
中津渓谷
道の駅 天空の郷さんさん
夕食


2023-05-12(四国カルスト)

テントをたたんでパッキングを済ませ、「天空の郷さんさん」で三日分のキャンプ場代を支払い四国カルストへ。外気温10度という道路標識を見て、それって鹿児島だと冬の気温じゃないの・・・なんて思いながら、33号線を調子に乗って走っていたら走りすぎたようで、昨日の休憩所までたどり着いてしまう。

少し戻って440号線を使い、地芳峠を過ぎて姫鶴平に到着。カルスト台地特有の圧倒される絶景が広がっていた。この景色を目に焼き付けようと、姫鶴平と天狗高原まで数回往復したあと、仕事のために松山へ向かうことに。

松山へ行く途中で久万高原町を通った際に、ここ数日使っていたガソリンスタンドで給油したら、覚えててくれたみたいで少し会話を。「こんな寒いところ、二度ときませんから」と冗談交じりに言うと、冬に撮影した雪が積もる久万高原町の写真を見せてくれた。冬に来たら大変なことになるから、今度は夏にしよう。そんなことを思いながら先へ進む。昨日、道の駅で買ったスパイスをお土産にしようと思っていたのに、すっかり忘れていることに気づかずに・・・。

33号線をひたすら北上して松山市に入る。四国の方は運転がやさしいので多少は安心できますが、荷物を積んで市街地走行は精神的に疲れてしまう。一般的な市街地では、ウィンカーなしの左折や急な車線変更で恐怖を味わうことが多いので、出来るだけ走らないようにしています。キャンプ道具を積んで市街地走行をする際に気をつけているのは、そこそこ遅い車の流れにのり、車間距離をあけて車の後をついていく、走るのは左端ではなくセンター。あとは、右折回数を出来るだけ減らして左折でたどり着くようにしています。疲れたと感じたら即休憩することも忘れずに。

四苦八苦しながらも、無事にたどりつき仕事の打ち合わせをしてきました。夕食をご馳走になってホテルまで用意していただいたり。至れり尽くせりで、ここ数日とのギャップが凄まじかったです。

道路標識
四国カルスト
四国カルスト
松山

2023-05-13(松山)

外は雨。ホテルに篭って仕事をしていました。今日も夕食をご馳走になりました。

2023-05-14(松山~大分)

晴れている方へ向かおうといってバイクを走らせた。気がついたら、松山から伊予を抜けて「夕やけこやけライン」を走り三崎へ到着。そのままフェリーにのって佐賀関へ。

佐賀関についてからは、疲れていたので近場のキャンプ場を探すも、事前予約が必要だったり7月からだったりでなかなか見つけられず。行くときにも利用した中岳キャンプ場まで戻ってきてしまう。

当日駆け込み出来るキャンプ場がもっと増えてくれると、行き当たりばったりで旅をしている私のような人間は助かるのにな・・・。

2023-05-15(大分~阿蘇)

中岳キャンプ場から竹田、小国を通り、やまなみハイウェイ(11号線)を走る。早朝だったので車も少なく爽快に走ってきました。対向車はそれなりにいてライダーがちらほら。

長者原から飯田高原までの区間は、何度来ても感動する絶景ロードだ。九重まで抜けたら久留米に向かい私用を済ませキャンプ場探し。いつもは発心公園を使っていたのですが、キャンプ場が閉鎖されていると聞いたので、久留米ふれあい農業公園でキャンプをしようと思ったら定休日でした。

久留米市街地を抜けて佐賀に行けば、何箇所か行ったことがあるキャンプ場があるのですが、ひさびさの旅だったせいか、体力的にも疲れてきていたので、南下して探すことに。

耳納山を横切り八女へ入り442号線をひたすら南下。387号線で小国にたどり着き、坊中キャンプ場へ予約をして、寝床を確保してから阿蘇へ入り大観峰へ。思わず見とれてしまう絶景を堪能してからキャンプ場へ向かった。

自炊が面倒に感じて弁当でも買おうと思い、途中にあったコンビニでレトルトハンバーグを買ってみたのですが、これは作る手間が省けて普通においしい。飯盒の内蓋にハンバーグを袋から出して入れておいて、あとは普通に米を炊くだけ。旅をするときの夕食は、これで十分じゃないかなと思ってしまった。北海道ツーリングのときにセイコーマートで売っていた1人分ジンギスカンで夕飯を済ませることが多かったけど、同じぐらい手間をかけずにおいしい夕食が出来上がる。

長者原
大観峰

2023-05-16(阿蘇~日南~鹿児島)

熊本まで帰ってくると身体も休みたがってしまうのか帰りたくなってしまう。とりあえず、鹿児島へ向かうことに。夜明け前に目を覚まして、まずは音の出ない荷物をまとめておく。鳥のさえずりが聞こえてきたら、残りの荷物をパッキングして、周りが起きてきた頃に出発。「またどこかで会いましょう」と挨拶をして、颯爽とキャンプ場をあとにした。

寝起きだったせいで道を間違えたりしながらも、阿蘇パノラマライン坊中線を走り、草千里を抜け、阿蘇山上神社へ寄ってから、南阿蘇(吉田線)へ向かう。対向車が数台きただけで、貸しきり状態。

ライダーの聖地、阿蘇。やはり別格の絶景ロードだ。車が来ないのをいいことに、のんびり景色を見ながら走ってきた。震災後に南阿蘇を通ったのは初めてで、その姿に圧倒された。南阿蘇のトンネルを抜けたあたりで、丘陵を通る小道をみつける。なんとか走れないものかと、あれやこれや言いながら、牧場展望所あたりまでぐだぐだ走っていた。小道を諦めて南下してからは、南阿蘇パノラマ展望所に寄ったりしながら国道に出た。

高千穂を抜け宮崎へ向かう途中で、妻にお土産を買うのを忘れていたのを思い出し、都農でワインを買っておいた。都濃ワイナリーからの景色も宮崎平野を一望でき、良い寄り道になった。買い忘れて正解だったと思うことにした。四国と宮崎も太古の昔はつながっていたかもしれないじゃないか・・・と、言い訳も完璧である。

宮崎を抜けて日南海岸に久しぶりに行ってみる。夕やけこやけラインを走ってきたせいなのか、海と車道の間にある歩道がもったいなく感じるものの、相変わらず、やしの木が立ち並ぶ南国ムードたっぷりの道だった。「道の駅なんごう」で植物園をふらふら散歩したりしながら、都井岬へ向かう。途中で体力の限界を感じて、都井岬をあきらめて鹿児島へ向かった。

志布志を抜けた辺りで疲れがひどくなってきたので、くにの松原キャンプ場に転がり込むか悩みましたが、家まであと少しということもあり、朦朧としながらも無事に帰ってきました。

目的地まで走らないといけないっていう旅は、なかなか大変ですね。もうここでいいやとか、疲れたからこの辺でキャンプという感じの旅が、自分の性にあっているのを再確認できた気がした。キャンプ道具を積んでのバイク旅は、一見すると大変そうに見えるけど、疲れたからこの辺で・・・と、実は楽をして旅しているような気がします。一番大変なのは、荷物を積んで走るバイクで、本人は連れて行ってもらっているだけなのかもしれない。

阿蘇パノラマライン
高千穂峡
都濃ワイナリー

旅費

邪魔をする猫

何者かに邪魔をされながら旅費の計算をしてみました。
仕事をしていた2日分は除外して旅をしていた7日分で。

ガソリン:10,439
食費:5,359
温泉:1,350
フェリー:7,160
キャンプ:2,800
合計:27,108

フェリー代を抜いたとして旅行費用は1週間で2万円ぐらい。
食費があきらかにおかしい。食べておかないと体力がもたないというのに。温泉は疲れきって行かない日もあったり。キャンプは千本高原で600円x3泊、坊中で1000円。お土産代は未記載です。

あとがき

家に近づくにつれ、疲れてきてはいましたけど、大満足の旅でした。特に四国ではウキウキで毎日過ごしていた気がします。旅費が予想より少なくて驚きましたけど、走るのに夢中で昼食を忘れていたような気がします。もっとたくさん食べて元気いっぱい遊んでくれば・・・。というのは、次回に持ち越しですね。

旅をしているというより、旅をさせてもらっている。今回もそんな旅でした。感謝。

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