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ヘルマン・ヘッセ シッダールタ 釈迦のお話しをもう一度
ヘッセの両親は、インドにもいくことがあり、ヘッセ自身もインドの東洋思想に理解のある方でした。
今回読み直したのは、シッダールタ。
お釈迦様が、悟りを開くまでのお話。
~以下 シッダールタ
新潮社のあらすじから抜粋~
苦行の果てに悟りを求めて。ブッダの声が木霊するヘッセ作品中5指に入る名品。
シッダールタとは、釈尊の出家以前の名である。生に苦しみ出離を求めたシッダールタは、苦行に苦行を重ねたあげく、川の流れから時間を超越することによってのみ幸福が得られることを学び、ついに一切をあるがままに愛する悟りの境地に達する。――成道後の仏陀を讃美するのではなく、悟りに至るまでの求道者の体験の奥義を探ろうとしたこの作品は、ヘッセ芸術のひとつの頂点である。
~抜粋ここまで~
私も人生に悩んでいた頃、この小説と出会い、ドイツのおじさんから教えていただいた、ヴィパッサナー瞑想のアシュラムにいったとき、
シッダールタが、渡し守から学んだ、「川は全てを教えてくる」を胸に秘め、瞑想10日間を体験しに行った日を思い出しました。
誰とも話してはいかず、ひたすら瞑想するアシュラムでは、ひとり時間もあり、よく、小さな小川のほとりにすわり、川の流れを観察していました。
川は一度として同じかたちにはならない
悟りを開いたシッダールタが渡し守から教わった言葉を信じて、ひたすら瞑想に励みました。
私はというと、10日間すわり続けることはできましたが、内面からあふれでる、たくさんの思考で大混乱し、大泣きをして帰ってきました。
悟りの道は遠いです。。。
ドイツのおじさんから教えていただいた
瞑想のお話は以下にてご覧いただけます。
作品 島
一度目の瞑想に行った最後の日にみた、
太陽のまわりにできる、まるい虹、
悟りを開いた人は島にいて、開かない人は、海を漂っている模様を絵にした作品。
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