キルギスタンからタジキスタンのパミールハイウェイへ自力で行く方法（kyzyl-art）
⚠物価高騰のため2024年8月の料金とは異なる可能性があります
⚠2024年8月カラミクの国境は閉鎖されています
そのためキルギスタンからパミールハイウェイへ向かうにはキジラートの国境を越える必要があります
⚠近年タジキスタンとキルギスタンは水を巡って戦争をしていました。その影響でキジラートの国境を越える人の99%は観光客です。そのためかオシュからキジラート（タジキスタン国境の3km手前）までの相場は100ドル〜200ドルと高額。またタジキスタン側で新たなタクシーと交渉する必要がある。
【地理】
サリタシュからキルギスタン国境まで32km
キルギスタン国境からタジキスタン国境までは20km
キジラートはキルギスタン国境から19km、タジキスタン国境から1.5kmに位置しています
タジキスタン国境から最初の村のカラクルまで52km
カラクルから次の町ムルガブまで133km
各ポイント間は無人地帯が続くため、標高4000m以上の極地をいかに楽しく安全に旅するかをまとめました。
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私は現場まで行き車が見つからなければ歩くつもりで５日間、標高4000mで野営ができる衣類・食料・水を準備しました。
また、サリモゴルからトラベラーズパス4200mまで登ることで高所順応しておきました（後述します）
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準備するもの
・国境許可証 15ドル
・GBAO 30日間35ドル
・タジキスタン国境からムルガブまで30ドル（後述します）
国境許可証とGBAO許可証はこちらで即日発行できました
Destination osh
+996 776 770 090
他のツアー会社では20日間有効のGBAOを同料金で3日〜5日営業日で発行するとのことだった
【トルパコル以降の許可証について】
ツアー会社の話では許可証が別途必要だがチェックポイントはないため多くの観光客が許可証なしで行っているとのこと
時折抜き打ちでチェックがあり、ないと罰金か国外追放
そのときはツアー会社の人に連絡し賄賂を払うと少額で見逃されるケースもあると聞いた。実際には不明
トルパコルはMegacomは電波あり
ところで、サリモゴルから一番近い国境はまさにキジラートである。国外追放されることになった場合どの国境に送られるだろう。そのほうが気になってしまった。
【ヒッチハイクの様子】
トラベラーズパスへの登山のあと、サリタシュとサリモゴルが面する道路が交わる地点から開始しました。
ちょうど政府機関があったためヒッチハイクしている間にパワーバンクを充電させてもらった。
まず通り過ぎたのは家畜たちのごはんを満載に搭載した車が２台
３台目はその地点から25km先のユルタに行く車で、5人の子供のお父さん。連絡先を交換しました。おそらく有料なら国境より5km手前のユルタに泊まることができます。言語はロシア語とキルギス語のみ
そのユルタで休憩をさせてもらったあと、16時から１８時までヒッチハイクのため道路に立っていました
寒くなってきてもう止めようとしたところ、1台だけやってきました。その地点からさらに1km先に住んでいる半遊牧民の家族の家で１泊させてもらいました。
翌朝、7時から国境まで4キロ歩きます
国境500m手前で折り返してくるタクシーと遭遇
18km先のキジラートまで1000somで行けるとのこと
OKしたが伝わらなかったのかいなくなってしまった。
そのまま歩いてキルギスタン側の国境へ
9時40分キルギスタン国境に到着
出国はキルギスタンの国境許可証を何日にとったか聞かれただけで数分で終わりました
そのあと警官の指示で観光客の大型車に乗せてもらう。
キルギスタンの国境を越えてから5kmはmegacomの電波は繋がっていました。
キジラートに到着。
30分歩いてタジキスタン側国境へ
11時タジキスタン国境を出発
そこでキルギスタン家族を乗せたシェアタクシーでムルガブまで行きました。
当初はカラクル湖で降りる予定だったがカラクル湖のビューポイントに15分寄り、そのままムルガブまで行けるということで行くことにした。
他に標高4625mの地点など３箇所に好意で車を停めてくれたため写真撮影ができた。
ホログ〜キジラート国境間の送迎の他にパミールハイウェイの6日間のツアーもやっているそう。
車内に忘れ物をしましたが10分後に戻ってきて届けてくれました。
個人タクシーのためここに電話番号は載せませんがメッセージを送ってくれればすぐに紹介します。（英語可）
キジラート〜カラクル湖まで10ドル
キジラート〜ムルガブまで30ドル
キジラート国境が一般のキルギスタン・タジキスタン市民にも開放されれば相場は安くなると思いますが2024年8月時点ではツアーに参加するかツアー会社に車を手配してもらうしかないため個人旅行したい人には良いかと思いました
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