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五十肩と犬の下痢
私の五十肩の痛みが強くなり、24時間いつも痛い、寝るときが1番辛いという悲惨な状態になったのは7月。
あれからもうすぐ2ヵ月も経とうかという8月も下旬にさしかかろうかという頃、ようやく整形外科に行った。
実は何年か前、40代の頃にも左肩の五十肩を経験した。
今年は本当の五十肩となったわけだが、利き手の右肩のせいか、左肩の時とは明らかに痛みが違う気がする。
いや、喉元過ぎれば…で、当時の痛みは忘れてしまったのだろうか。
左肩の時も整形外科には通っていたが、進行した状態の肩にはヒアルロン酸注射は全く効果がなかった。
1年近くリハビリにも通ったが、それが治りを早めたとも思えない。
結局、1年ぐらい経った頃、自然に治ったような記憶だ。
当時の経験から、どうせ整形外科に行ってもリハビリだけだし、行ってもムダなんて思っていたが、どうにもこうにも寝るのが1番辛いというのは精神的にも辛い。
肩の痛みから解放される時間はなく、睡眠という安らぎさえなく、寝付くまでの辛さと途中で目が覚めてしまうと、そこからまた痛みとの戦いで眠りにつかなければならない。
朝は朝で起きたあと2〜3時間が1日の中でも1番痛みが辛く、鎮痛剤を飲まないと1日が始まらない。
仕事に行くのに化粧をするのも辛いのだから。
あまりにも辛い状況で、イライラも募った。
そしてロビンの下痢が始まった。
ロビンの下痢は断続的に1ヵ月ほど続いた。
もちろん、あれこれ色々試して、その都度一時的には良くなるが、また繰り返す。
原因は私だ。
気づいていたが、対処が出来なかった。
対処の仕方はモノではない。
オンラインサロンに参加している獣医さんの言葉の意味がまたズシンと私の心にのしかかった。
どうすれば下痢は良くなるのだろう。
約1ヵ月近く悩み続けた。
そのことと、五十肩の痛みもあり、私のイライラはピークに達した。
その頃、五十肩にもブロック注射があるというのをネットで目にした。
調べてみるとペインクリニックでやってくれるらしい。
が、近くにあるペインクリニックのネットでの評判が芳しくない。
予約を入れたあとに、評判の良い整形外科を見つけた。
「即効性のある除痛」これだ!と先の予約をキャンセルし、その整形外科に行ってみた。
予約制ではないので、かれこれ1時間半ぐらい待ってようやく診察。
超音波で見た私の右肩はいわゆる五十肩のもっと進んだ状態だと言われた。
よくここまで放っておいたな、と自分でも思う。
そう、それこそがロビンの下痢の原因だったのだと思う。
先生はエコーガイド下でのステロイド注射をして、1週間経っても痛みが引かなければ、軽い麻酔をして肩の癒着を剥がす受動術を行うということだった。
それから3日ほど、肩の痛みは続き「注射しても変わらない」と思いながら過ごした4日目ぐらいから、痛みが軽くなっていることに気づいた。
激痛からは解放され、今まで痛みが強かった動きもほんのわずかであるができるようになった。
注射効いてきてる。
そう感じたあたりから、ロビンのお腹の調子も良くなってきた。
腸の状態が良くない時は、ロビンのうんちはとても臭い。
普段はほぼ無臭というか、臭くはないがうんちをしたことがわかる独特のかすかな臭いがある。
昨日あたりからユルくはないが臭かったうんちの臭いがなくなってきた。
イライラが落ち着いたのもあるが、私が痛みときちんと向き合ったことで、ロビンの下痢はおさまったのだと思う。
ちゃんと向き合え、というサインをロビンがずっと出していたんだね。
あれから1週間。
明日はまた整形外科に行ってこよう。