妻が働き、夫が育児と家事をしてもいい!夫婦の役割分担を変えたら幸せになった
我が家は妻の私がお金を稼ぎ、夫が家事と育児をしている。
昔に比べて、男性が育児や家事をするのはごく一般的になった世の中とは言え、我が家のライフスタイルを周りの人に話すと大体驚かれる。
私と同じように働くママ友の意見はいつもこうだ。
「私だったら旦那が稼いでこないことに耐えられない!!」
そうなのだ!!
実は、以前の私も全く同じ考え方をしていた。
だから夫が「仕事を辞める」と言い出した時、私の中で怒りと不安が入り混じった感情が爆発した。
しかし、夫が家にいるようになって1年経過し、私が抱いたあの激しい感情は嘘のように消えてなくなっている。
むしろ今、夫には感謝しかないのだ。
これは当たり前のようで当たり前ではない。
幸せな暮らしをしていく上で、重要なポイントでありながら困難が伴うミッションである。
昨年まで、夫婦フルタイムで働いていた生活を続けていたら、息子は読み書きもできず、自転車にも乗れるようにならなかったかもしれない。
仕事と家事と育児に追われた私は、ヒステリックに夫と子供に当たり散らしていただろう。
お金はあったとしても、今ほど幸せな気持ちにはなれなかったのではないかと思う。
しかし私はふとこうも思った。
世の女性が「旦那が稼いでこないことに耐えられない」なら、男性である夫は「稼ぎにいかない自分が許せない」となっていないだろうか?
もしやと思い、とりあえず私は夫に質問をしてみた。
「外に働きにいかなくって、実は肩身が狭い思いをしている?」
ところが夫はキョトンとした顔をした次の瞬間、笑顔でこう言い放った。
「そんな風に感じたことないよ。むしろNOストレスで快適!
お陰で今年は花粉症も出てないよ!!」
そもそも、夫は昔からルールや型にはまった考え方をしない人だった。
みんなと同じじゃないといけないとか、男だからとか、女だからとか、そういう決まりは一切無い。
自分に嘘はつかず、その時できる最高の選択を模索して実行する力がある。
しかも、やたらと自己肯定感が高く、何か褒めると「俺、天才ですから!」と謙遜することさえしない図々しさ。
呆れることを通り越して、夫が羨ましくさえ思える。
実際、夫婦にはいろんな形があるし、働き方も育児も正解など1つも無い。
周りと違っていてもいいと思えたら、自分にとって最適な選択肢を常に重ねていくことができる。
そうやって毎日を過ごしていった先の未来は、自分が本当に行きたい場所だったり暮らし方に行き着くはずだ。
こんな風に思えるようになったのは、いつも自分らしく楽しそうに生きている夫のお陰。
今日も夫の作る美味しい晩御飯を楽しみに、私は仕事を頑張るのだ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?