好きな仕事だけが幸せとは限らぬ
二度目のオリンピック招致で掴んだ東京オリンピックも、約2週間ですでに終了。次にはパラリンピックが用意されているとしても、やはり無観客。盛り上がりに欠けてしまう。
「好きなことを仕事にすれば良い」とは聞くが、職種選びでは苦労しなくともそれが本当に自分に合った仕事なのか?生活できるだけの収入が得られるのかは、職に就いてみないとわからないものです。
私はおおまかに建設業、運送業、CAD図面作成の仕事に就いたが、どれもとても楽しかったとは言い切れない記憶が多い。でも、それは周りの環境なのか、自分の努力が足りなかったのかもしれない。
職場で苦労する一番のものは、やはり人間関係。上司と同僚、取引先やトラックの運転手。自分は気遣いしたはずだがそうは思われておらず、何も言わないと何も考えてないなんて言い出す人もいる。
笑顔で話すと下心や作り笑いと言われ、昼食代を出そうとすると「俺に支払わせるのが当然だろ」なんて言い出す上司もいるもの。気遣いとウザがられる状況は、私にとっては表裏一体。
そして、仕事に就いていてもネットビジネスで稼ぎたいと思って行動すると、そのようなことは社内の噂で広がるものです。世間は広いようで、意外と狭い。
給料は長く会社に勤めたからといって、今のご時世で自然と増えるものではない。出世か給与アップには、人よりも優れた人間性や指導力、アイデア、集客力など研修の内容以外のものが必要だろう。
あなたには、人よりも上に立てる能力はあるだろうか?日本人は周りに自分をアピールすることはよく思われない傾向にある。だからこそ「人がやらないこと」に特化して努力を重ねれば思いがけない需要があるだろう。
あなたが死ぬまでにやりたいことを書き出して、少しずつ叶えていこう。その努力があなたの人生を変えていく。