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なぜ同じことを繰り返すのか?答えは自分を知る力

自分のことは、
一番自分がわかっていないのです。

価値観発掘アドバイザー 上原 理恵子です。


私たちは日々の生活の中で、さまざまな選択や行動を繰り返しています。
しかし、時には自分の行動が裏目に出たり、
後から「どうしてあのときあんなことをしたんだろう?」と後悔することもあるでしょう。

自己啓発をやったり、
本も読んでみたり
セミナーを受けてみたり

でもまた同じことを繰り返す。

そして
「自分はダメなんだ」
「どうせできないんだ」と
自分を責めてしまったり、あきらめる。

40代になり、人生の節目。
このままの人生でいいのだろうか…

もしかしたら、その迷いは
自分を客観視できていないことが原因かもしれません。


自分のことは自分が一番わからない

「自分のことは自分がよくわかっている」
とよく聞きましたが、実はわかっていない。

その理由はこれまでの人生経験や環境、
心のクセが影響しています。

自分のことを客観視することができれば、
心のクセに気づくことができ、
問題の根本原因を取り除くことができます。

ですが、この自分のクセに気づけないことが多い。

クセに気づかず、
自分を客観視できないとどんな問題になるか

自分を客観視できないことでおこる悪循環3つ

①感情に振り回される
 → 感情に振り回され、あせりや不安に襲われる。

②同じ失敗を繰り返す
 → 原因を特定せず、自分を責める原因に。

③周囲に影響されすぎる
 → 本当の自分が見えなくなる

この3つの悪循環が続けば、
気持にも余裕がなくなりますし、
自分に自信も持てません。

でも、客観視といっても、どうやればいいのか?

自分を客観視できる簡単な方法があります。


ふせんに書く

それが1日1枚のふせんです。

今日、心を動かされた出来事
「感動したこと」
「腹が立ったこと」
「泣いたこと」など

まずは、
1日1枚のふせんに書く

そして
なぜそう思ったのか
理由を記入してみてください。

書いたものは
ノートに貼り残していってください。


1週間後、
ある程度貯まってきたら
そのふせんを並べてみてください。

並べた後に、
全体を見てみて下さい。

全体の傾向が見えてこないでしょうか?

たとえば、腹がたったことで
以下の3枚のふせんがあったとします。

① 夫が家事をしてくれなかった。ムカつく!
 理由:私ばかり家事をやっている。

② 夫が毎日ゲームばかりしている
 理由:少しは子どもの面倒をみてほしい

③ 部屋の電気がつけっぱなし!
 理由:節約したいのに、協力してくれない

この3つのふせんを見た時、
共通点や自分が何を感じていたのか、
自分はどうしてほしかったのか?気づいたでしょうか?

3枚のふせんから
○自分をもっと大切にしてほしかった
○自分の時間がほしい
○家族は協力してほしい
などなど

枚数が多ければ、もっといろんなことに気づけるかもしれません。

ふせんに感情を書いたときには
冷静に判断できなかったとしても、
時間を置くと見え方も変わる時があります。

こうして
自分を少し離れて眺めてみる時間を持つことで
見えなかった自分の本音、大切なことが見えてきます。

客観的に見えてくると
より良い方向に進む準備ができてきます。

1日1枚 1分でできる

「自分を客観視しましょう!」と言われるとむずかしいけれど、
1日1枚ふせんに書きましょう!
だととても簡単ではないですか?

家事や子育てに忙しく、
毎日自分の時間がとれない人でも
思いついたときにサッと書く。

これだけ。

これが未来の迷いを少しずつ減らすことにつながります。


さっそく今日からできる

さっそく、
今日、一番印象に残っていることは何でしたか?

○感動したこと
○腹が立ったこと
○悲しかったこと
○幸せを感じたこと
○悔しかったこと
○許せなかったこと  など

「迷い」を解消し、
自分を取り戻す一歩を今始めましょう!



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