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【起業奮闘記】健康行動の継続・習慣をいかにつくれるか

継続・習慣カテゴリー昨日の投稿にてヘルスケア産業は大きく分けて4つのカテゴリーがあり、④の継続・習慣カテゴリーが最も大事だがここが一番難しいことを書かせていただいた。

継続・習慣カテゴリーは感情の部分が大きく、現時点ではデジタルで行うのは非常に難しい。

止めたい、面倒くさい、今日はいいかななどの感情に対して応援できるのは、人でなければ難しい(人でも相当難しいし、逆に人が介在することによって止めてしまう場合もあるが)。歩行アプリなどで、応援してくれたり、声掛けしてくれるものもあるが、最初はいいがだんだん響かなくなっていく。

そのため、一番重要だが一番大変な継続・習慣カテゴリーを担っているのが、自治体の方々だ。コミュニティを作ったり、勉強会や講習会を開いたり、個別訪問したりなど、健康行動を始めていただき、それを継続・習慣するために対応してくださっている。地元熱海でも高齢化率も高いため、市の職員の方々が精一杯活動してくれている。

果たしてAIが進めば人の代替えができるのだろうか。人間心理を学習し、よく理解したAIが健康行動を継続・習慣できるように導いてくれるのだろうか。ただ、もしできてしまったら、人の感情や行動は機械に操られることになってしまう。

とにかく私が思うのは、ヘルスケア産業が伸びているのはいいが、箱(システム・サービス)だけ用意して、その後の継続は本人次第的な流れになっている気がする。なんかバブル時代の箱物行政に近しい動き。

ヘルスケア産業に参入している企業もシステム・サービスを継続的に利用してほしいから、そこはよく考えているかと思うが、なかなかそこに人を投入できないと厳しい面がある。そして、それを自治体に任せるのは今後の日本には限界があると思っている。

継続・習慣できる心理をもっと学ばなければと思う。それと、自分が一番楽しんでなければ、だれも続けようと思わないので、楽しもう。


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