不要不急について（思考の記録 2021年01月03日版）

昨日（2021年1月2日）に、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の4知事から政府へ緊急事態宣言の要請がなされました。新型コロナウイルスの第3波は感染拡大を続けており、新年を迎えても要注意な状況が続いております。

不要不急の外出は控えましょう、というのが、新型コロナウイルス対策の合言葉になっていますね。新型コロナの感染ルートが接触感染や飛沫感染である以上、正しい対策だと考えます。

その一方で「不要不急」という言葉に、ずっとモヤモヤを感じてきました。

たとえば刑務所の独房とか、強制収容所は、不要不急を排除した究極の生活でしょう（今のところ、経験したことはないですが・・）。これはもう、死んではいなくても、人間として尊厳ある生活とはいえません。

2020年に「不要不急を控えましょう」と連呼されて、皮肉にも「人間は不要不急を楽しむために生きてるんじゃね？」と思い知りました。

だからといって、自分自身も、家族も、友人や仲間にも、疫病に感染してほしくはありません。うがい・手洗い、マスク着用のような基本的なところから、しっかり対策は致します。

その一方で、コロナ対策をしつつも、
（星野源さんの「うちで踊ろう」ではありませんが・・）
不要不急とやらを、ちょびっとでも楽しめる工夫をしたいです。

何か楽しいことないかなぁ、とボヤいていても経験上、楽しいことは降ってこないし・苦笑。
耐える努力もときに必要だけど、楽しむ努力や工夫もあっていいよね。

いささか抽象的ですが、新年はこの方向へ進もうと思いまする。