紙の本のゆくえ
たまたま用事があって渋谷に行ったら、渋谷スクランブルスクエアがオープンしていて、平日にもかかわらず多くの人たちで賑わっていました。ビルの11階にはTSUTAYA書店もあって、単に本を売っているというより、オシャレな装丁の本たちがインテリアとしても空間を演出している感じです。
私は出版関係者でも何でもないのですが、本を読むのが好きなので、これから紙の本はどうなっていくのかなぁ、と(頭の体操として)考えてしまうことがあります。
いきなり話しが飛びますが、音楽CDは日本だけでなく世界的に売れなくなってきているようです。今や音楽はダウンロードしたりストリーミングでも聴けますから。その一方で、アナログレコードはしぶとく売れ続けており、将来的には音楽CDの売れ行きを超えるかもしれないとか。。
アナログレコードは(デジタルにはない)音のやわらかさ、大きなジャケットの芸術性などの特色がありますよね。
本の世界でも、デジタルの電子書籍が広まってきました。私の場合も、ここ4~5年は9割以上を電子書籍で購入しています。ですが、内容だけでなく装丁も素晴らしい本は、アナログレコードのように残っていくのではないでしょうか?
また、音楽の世界で、ライブコンサートの動員はむしろ増えています。本の世界でライブに相当するのは、作者の朗読会でしょうか。このあたりには、末広がりのブルーオーシャンが広がっているかもしれませんね。
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