三浦建太郎氏と森恒二氏。
2021年9月10日発売、マンガ雑誌ヤングアニマル18号を電子版で購入。
同年5月6日に急逝した三浦建太郎氏の、ベルセルク最新364話を掲載。
三浦氏が生前にペン入れした最後の原稿だそうです。
骨太な画力と、現世を超越するようなストーリーは、最期の最期まで健在だったとお見受けしました。
また特別寄稿メッセージ小冊子で、ホーリーランドや無法島の作者、森恒二氏の思いにも胸を打たれました。
詳細は特別寄稿を読んでいただくとして・・・
三浦建太郎氏と森恒二氏が、高校生の頃から交流があるのは、以前のインタビューなどで何となく知ってはいたのです。けれど、絆の深さは、私の想像をはるかに超えていました。
森恒二氏は20歳から7年くらい、漫画を描くことから離れていた時期があったそうです。そんな時期でも、三浦氏は交流を絶やさず、それでいて「漫画を描けよ」とは一度も強制しなかったそうな。。
押しつけず見守る。というのは、言葉にするとカンタンですが、実践するのはとても難しい振る舞いのひとつです。
特別寄稿の中には、こんな一文もありました。
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自分(森恒二氏)をよく知る者はみな
「三浦がいなければ森は死んでるか塀の中だろう」と口をそろえる
残念ながら異論はない
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そして、数年先かもしれませんが、三浦と森の物語を、森恒二氏が描いてくださるようです。
私としては、お金を払っても読みたいです。気長にお待ちしております。
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