はじめての授業の日
2020年の9月から東洋美術学校イラストレーション科イラストレーションコースの非常勤講師として仕事をスタートしました。
約半年間のカリキュラムを試行錯誤しながら何とか作成しました。
今年のカリキュラムは、学生時代のイギリスでの学び、会社勤めをしていた時の商品企画の経験を元に構成しています。
イラストコースの名前は「メディアイラスト」。
色んな画材,メディアを使用して、イラストをたくさん描くということがテーマです。
ついに初めての授業の日がきました。
イラストレーション科の全生徒の約50人に対して、体験授業という形で授業を行いました。それから「メディアイラスト」の授業を受講したい人は選択で授業を受けて頂きます。約140cmくらいの大きな紙に人物のフレームのみ用意して、その大きな紙に自分自身を表現するという課題でした。描くことで自分自身をより理解し、表現してもらう事が狙いでした。
生徒それぞれが自分と向き合い人物のフレーム内に自分を表現していくことは、意外に難しい作業です。自分自身を描くということに、いつもと違う感性を得て刺激を受けたのではないでしょうか。
生徒約50人から何人の生徒が「メディアイラスト」のコースを受講してくれるか、ドキドキします。
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