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個性的なケーキを作ってた息子への余計な言葉

息子とケーキ作りのワークショップに参加。

もうスポンジケーキは用意してもらえてて、
クッキーにアイシングしたり、クリームを絞り出したり、チョコレートやいちごをトッピングするという簡単なもの。

こういうの慣れてない私たちには
このくらいがお手軽で丁度良い!


周りは息子より年上の女の子が多かったけど、
それを差し引いてもうちの子のケーキは超個性的だった。

アイシングでクッキーに顔を描き、
スポンジに載せた上から
チョコレートクリームをどばーっ!!
トッピングのチョコ、ばさーっ!!

「おお…。すごいね…。」
と周りの親子からも言われるほど。

私、つい他の子と比べてしまった。
余計なことを言ってしまった。

もっと丁寧にクッキーに絵を描いたら?
せっかく色々な色があるよ?
クリームはこんな風に絞ったら綺麗だよ?

そうしたら
「〇〇くんのケーキは上手じゃない!?」
って息子が自信を失ってしまった様子。

クリスマスツリーの形のクッキーなのだから
色は緑で…とか。
いちごは丸いスポンジケーキに均等に置く…とか。
最後にクッキーを飾り付けたら綺麗でしょう…とか。

私の考えがめちゃくちゃ型にはまったものなのだと気づく。

息子の考えは

「クッキーに顔を描いたんだよ。
だからクッキーは生きてるんだよ。
クッキーにチョコクリームのお布団を
たっぷりかけてあげたの。
気持ちよさそうでしょ♪」

うんうん!
超斬新で素晴らしい!!

ゆっくり時間をかけて丁寧に…を押し付けてしまったけど、
息子は頭の中でさっとイメージを作って
それに向けて短時間で集中するタイプなのかも。

「〇〇くんらしくてすごくいいね!お顔可愛い〜。
クリームのお布団気持ちよさそうだねー。」

って伝えたら、一気に自信を取り戻してくれた。
母親から無条件で受け入れてもらえることが
どれだけ子供の心の安定に繋がるかに気づくことができた。

「全部一人でやれるからママは手伝わないでね!
もうおにいさんだからね!」
って一人で全部仕上げた息子に拍手!

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